Windows 10をインストールする際に、エディション選択を強制的に出したい場合があります。
例えば、デジタル認証でWindows 10 Homeがプリインストールされたマシンので、さらにプロアップグレードキーをパッケージで買った場合などです。
この場合、クリーンインストール時はまずHomeをインストールし、さらにProアップグレードをしなければならず、非常に手間と時間がかかります。
最初からProをインストールできれば、時間はかなり減らせます。
しかしデジタル認証のプリインストールマシン(マシンにシリアルコードシール -COAシール- が貼ってないタイプ)の場合、クリーンインストールしようとすると、エディションを聞かれず元のエディション(Homeなど)でインストールが始まってしまいます。
選択できません。
そういったときに強制的にエディション選択画面を出す方法です。
インストールイメージにファイルを一個足すだけ
実は意外に簡単です。
まずはWindowsのISOなどをUSBに展開し、インストールイメージを作成します。
次に「ei.cfg」というテキストをファイルを作成します。中身は以下の通り。
[EditionID] [Channel] Retail [VL] 0
詳しい内容についてはMicrosoftのこちらのページをご覧ください。
要はエディションなどを指定してインストールさせるためのキーファイルになるわけです。空白にすれば選択画面が出ます。逆にエディションを書き込めば、デフォルトで指定できるわけですね。
このファイルをインストールイメージの「sources」フォルダに入れます。ルートではありません。ご注意ください。
この設定をしてクリーンインストールを始めれば、プリインストールマシンでもエデイション選択画面を出すことができます。
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