こんにちは太田アベル(@LandscapeSketch)です。
当WorkToolSmithも去年10月あたりから月平均10万PVを超えだし、ようやっと読まれている感を感じています。ありがとうございます。あなたの1読みが僕の活力です。
でまあ「たくさん読んでもらうにはこれは必要だよな」というものが多少見えてきましたので、10個に絞って書いてみました。
1.とにかく量と継続
基本はとにかく記事数(=更新数)です。
いつ来てもなにかしら新しい話題がある、そういう新鮮さって本当に大切です。
コンビニもいつも同じように見えて実は新しいものってたくさんありますよね?新商品のお菓子、新しいドリンク、今日発売の週刊誌、コーヒーの新サービス・・・店自体は同じでも、新しさを感じさせる工夫と努力はかなりのものです。
ですからみんな「ヒマだからちょっとコンビニ行ってくる」という気分になるんです。
ブログも同じです。
「ちょっと時間があるからあのブログ見てみるかな~」という軽い気持ちが集まって巨大な元気玉(ヒマ玉?)が出来上がりそれが大きなPVとなるのです!
つまりPVとはヒマの数なのです!ってなんの話だっけ。
新鮮さの話ですねすみません。
- 昨日の読んだ記事が面白かったからあのブログに行ってみよう!
- あれ?今日は更新なしか・・・
- 2日後:あれ?今日も更新なしか・・・
- さらに2日後:今日も更新なしか・・・あんまり更新しない人なんだな
ということで、2~3回無更新ですとほぼ継続しては来てくれなくなります。つまり継続して読んでもらう(読者になってもらえる)ようになるためには、可能な限り3~5日以内で更新はしていきたいところです。
逆に2~3回連続して新しい記事に当たると、継続して来てくれる確率がグンとあがります。
2.ひとしずくの笑いを
人に読んでもらう文章というのは緊張しますし、とかくマジメに書こうとしてしまいます。
もちろんマジメに書くのは良いことだと思いますが、その中にひとしずくでも「笑い」の部分があると文章に暖かみやユルさが出てきます。
「笑い」と言っても芸人のように大爆笑を求める必要はありません。というか素人にはそんなのは無理です。「おふざけ」程度で十分。
クスッとでも笑ってもらえれば100点。あはは!と笑ってもらえれば1024万点です。
とまあ例を示そうとムリヤリ笑いどころを入れてみましたが、いまいちスベってますので参考にはしないでください。もう一度読み返さないでください。
僕はレビュー記事を多く書いていますが、商品解説である以上どうしても真面目で固い文章になりがちです。
そこでたいていの記事には冒頭で近況報告や論点を示しつつ、おふざけを書いたりしています。下記の記事を見てみてください。(おもしろさは保証できません)
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3.正しい漢字と日本語で
他人に何かを伝える以上、言葉づかいや漢字はなるべく正しく使いたいですね。
正しくといっても国語の教科書のように完璧な文章というのは必要ありません。最低限の事を守れば大丈夫です。
- 主語、述語の結びつけ
- ですます、である調の統一
- 漢字や用語の使い間違い
などです。どれもちょっと意識するだけで大丈夫です。
たとえば「かくりつ」という言葉。
- 確率・・・100%中何パーセントか?という時に使う
- 確立・・・計画などをしっかりと打ち立てる時に使う
この漢字、価格.comやAmazonのレビューを見るとかなりごちゃごちゃに使われています。
パソコンで文字を打つとどんどん漢字が出てくるので深く考えず使ってしまいますが、こういう細かな誤字を気にする人は気にします。僕もたまに不安になり辞書を引きながら書いている時があります。(その上で間違っていることもありますが・・・)
そんな細かいこと気にしないよ!という考え方なら別にいいのですが、「細かいことを気にする人はファンになってくれない」ということも同時に考えておくべきです。
4.出し惜しみしない
文章自体に非常に魅力がある(たとえば作家や有名人)場合を除いて、たいていのブログは情報収集の目的で人が来ます。
目的の情報があるかないか、それだけで価値が判断されるということです。ですから持っている情報は出し惜しみなく出すことが大切です。
誰も知らない情報だ!とじっと黙っている人もいますが、ここまで情報共有が進んだ時代、自分だけしか知らない情報というのはほとんどありません。
隣の某国も国家ぐるみで情報を隠蔽しようとがんばっていますが、ツイッターでどんどん漏れてますよね?それぐらい隠せない時代なのです。
スゴイ裏技を見つけた!と自慢げに友達10人ぐらいに話したら、実はみんな知ってて「何をいまさら」みたいな目で見られたりします。
僕も最初は「この情報は貴重だから小出しにしよう」とか考えて、ちまちまと記事を書いたことがありましたが、案の定ほとんど読まれませんでした。逆に全部出してしまうとさらにうまい方法や良い商品を教えてもらえることもあります。この方がお得ですよね。
下記の記事のコメント欄ではより役立つ方法を投稿してくれています。読んだ人もより幅広い情報を得られて一石二鳥です。
5.普段の自分かキャラクターか
僕はこの記事のように普段の話し言葉で書くとラクなタイプです。
がんばって格好つけて書こうとしても、そこかしこに普段の自分がにじみ出てしまい「なんか話を盛ってるな〜微妙にサムいぞこいつ」と感じとられます。
文章だからそんなもの伝わるわけがない、と思うでしょうがこれが不思議なもので意外と伝わってるんですね。人間ってすごい。
人によっては普段の自分とはかけ離れたキャラクターを演じることで、思い切ったことを書けることもあります。試しにどちらのタイプでも書いてみて、より筆が進む方を使うといいでしょう。
書きやすい方を選ばないとなんだかギクシャクして続けられなくなります。
ごちゃまぜに書くのもよくないです。読んでいる人が「あれ?誰これ?」と混乱しますので、自分がどちらが向いているかわかったら早めにどちらかに絞りましょう。
6.読みやすいデザイン
これはサイトデザインについてになります。
デザインと言ってもそんなにむずかしく考えることではなくて、文章を読ませたいなら文字が読みやすいデザインを選びましょうということです。
たとえば黒い背景にグレーの文字とか、黄色の背景に赤い文字とか、文字が小さすぎるとか、そもそも文字が読みにくいサイトってありますよね?読んでいるだけで疲れるようなサイトは、あたりまえですが継続しては読まれません。
文章を読ませたいのなら白背景に黒が基本です。紙の本と同じです。
黒もCSSの色ナンバーで#000000ではなく、#222222〜#333333ぐらいがコントラストがキツすぎず読みやすいと思います。
当サイトも読みやすさは最重要と考えていますが、まだまだ読みにくい部分は多々あります。気づいた時にしょっちゅう手直ししています。
7.キャッチーなタイトル
タイトルは重要です。タイトルだけで読まれるかどうかが変わります。
ブログにはGoogleやYahoo!の検索から来ることがほとんどだと思いますが、検索結果にずらっと並んだ時に「おっ!読んでみたい!」と思わせるタイトルでないといけません。タイトルだけで数倍の違いが出たりします。
ただしやり過ぎやウソは禁物です。
この記事のタイトルは「読まれるブログの10カ条」となっていますが、読んでみたら8個しかないとか、10個あるけどほとんど全部同じじゃん、みたいな内容だったら残念感だけが残ります。
タイトルとかけ離れた残念な内容では読者が非常に残念な気持ちになり残念な時間を過ごしたブログに「読んだ時間を返せ!タイトルだけの残念ブログめ!」と残念なコメントを書かれかねません。
内容を的確に表しつつ「なんだろう?」と気にさせるタイトルが最高です。テレビのタイトル付けが少し参考になります。(テレビはたいてい大げさすぎなタイトルですから参考程度に)
8.用語はていねいに
専門用語や特殊用語はなるべく注釈を付けたり前後の文章で補うようにします。
何度でも同じ説明をしましょう。
いつも書いている言葉だから・・・と思っても、その記事を初めて読む人も多数いることを忘れないようにしましょう。
ただ、テーマが超マニアックなブログ(例:コンピューターオーバークロック専門ブログ、フカセ釣りマニア専門ブログ、消防署署員の消防車洗車ブログなど)では、あまり説明は要りません。
マニアックなテーマは来る人がすでに十分な知識を持っている場合がほとんどなので、説明し過ぎると逆に「くどいな」と感じられます。これは読む人を想定して判断すべきです。
一般(専門外)の人が多く読みそうだな~と思ったら説明したり他の言い方に変えたりします。
9.コピペは悪
「ブログのネタが無い」とかいいながらコピペをしてくる人がいますが、悪事である上に自分に何も残りません。著作権法という法律にも引っかかる可能性があります。
これは他のブログに言及する「引用」とは違いますよ。他人の記事をまるごとコピーしてくる人を指しています。
自分の文章で人を集めたいと考えているのですから、他人の文章をパクって何をしようというのでしょうか。パクリ元があるときは人気ブログだったがパクリ元が更新やめちゃったら速攻没落とか笑えます。
最近はパクリに対する通報も活発になっていますから、そこで吊るしあげられたらその後のブログ人生も終わりになるでしょう。
頭を使って書いたものに反応があるから楽しいんです。
何も思いつかない時は本屋に行ったり人と話したりすれば出てくるものです。
10.趣旨と結論
記事内で趣旨と結論はなるべく付けましょう。
なぜこの記事を書いたのか?そしてどうなったのか?を書くということです。
例1)パソコンが遅く感じる → メモリを買い足してみた → けっこう速くなった!
例2)ゴルフで打った玉が全部右へ曲がる → 腕のフォームを直した → 多少良くなったがまだまだ曲がる
書き始めと終わりが結ばれていると読みやすくなりますし、記事の存在意義が生まれます。
例1で「メモリを買い足してみた」の部分で終わっているとどうでしょう。「買い足してどうなったの?速くなったの?変わらないの?」みたいにモヤモヤが残ります。
例2で「腕のフォームを直した」部分で終わっているとどうでしょう。「直ったの?直らなかったの?いやきっともともと下手すぎて直る余地すらなかったんだろう。そうだ、そうに決まってる」と勝手に悪い方向へ想像されてしまいます。(?)
作業途中でも構いません。「今はここまで判明したが、続きは次回」という複数回の記事もOKです。
せっかくアクセスしてくれたのですから変なモヤモヤで終わらないように気をつけましょう。
WTS的まとめ
ということで以上10点、どれも僕が書いていく上で常々気につけていることを書いてみました。
なんらかのヒントになれば幸いです。