ApexやFortnite、VALORANT、マイクラあたりの軽くないが重すぎないゲームを楽しむために、十分な性能を備えたゲーミングPCは「ミドルクラス ゲーミングPC」とされています。
ゲームのスピードにも画質にも、ある程度こだわりたい人向けのグレードです。
GeForceで言えばRTX 2050~3060、Radeonで言えばRX 5500~RX 6700ぐらいまでが含まれるでしょうか。価格はだいたい15~20万円ほどが相場です。
そんな中、Core i7などCPUをメインに作っているメーカー「インテル」が、グラフィックチップに進出。手ごろな価格でミドルクラスの性能が手に入ると、じわじわと評判があがっています。
ドスパラから販売されているGALLERIA UL7C-AA2は、インテル製グラフィックチップ「Arc」を搭載した製品の一つ。
ミドルクラスゲーミングノートとしては驚きの低価格で、いまひそかな人気を博しています!
インテルと共同開発
GALLERIA UL7C-AA2はインテルと共同設計した、まさにArc専用マシン。
スペックは、CPUにCore i7-12700H(14コア/20スレッド)、メモリ 16GB DDR5、ストレージは1TB NVMe SSD、そして注目のグラフィックチップはIntel Arc A730Mを搭載。ディスプレイは狭ベゼルの15.6インチ FULL HD(1920×1080)、144Hz高リフレッシュレートです。
CPUの性能は十分すぎるほど。ミドルクラスではCore i5が搭載されることも多いですが、GALLERIA UL7C-AA2は強力な上位グレードとなっています。インテルの本気度がうかがえます。
ストレージ、メモリ量も十分で、さらに高リフレッシュレートのディスプレイを搭載。すばやいゲームでもブレの少ないヌルヌル映像を楽しめます。
ゲーミングノートとしてスキのない作りと言えるでしょう。
なによりうれしいのは価格!
この装備で、GALLERIA UL7C-AA2はわずか119,980円(税込)なのです!
A550M、512GBストレージとなる下位モデルGALLERIA UL7C-AA3は、さらに手軽な105,980円(税込)!(CPUは上位と同じCore i7-12700H!)
最新の13世代CPU搭載モデルは、のきなみ20万円以上。12世代、11世代のCPUでもGeForceやRadeonを搭載したものは、15万円を切るものは少数です。その中で12万円を切る価格というのは、思わず目を留めてしまいます!
性能も上々。
Arc A730Mは販売台数がまだ少ないので評判も少数ですが、おおむねGeForce 3050~3060の間ぐらいの評価。平均して3050 Ti程度と考えられるのではないでしょうか。
FULL HDディスプレイなら、ApexやFortniteは高画質でも常時60fps以上を保てる性能です。
そのうえ、ハイスペックなCore i7-12700Hが全体の処理を底上げしていますから、総合的な処理も上々!普段使いのちょっとイイマシンとしても活用できます。ビデオ編集や配信も任せられます。
「GeForceやRadeonでなければダメ!」という強い希望がなければ、コストパフォーマンスに優れたIntel Arcマシンもいいのではないでしょうか?
ちなみにこのモデル、最初からこんな激安だったのかというと、もちろん違います。登場当時の価格は18万5,980円(税込)(2022/12月ごろ)でした。なんと7万円近くも値引かれているのです!
この低価格を見るに、もしかしたらもうすぐモデルチェンジなのかもしれない、と感じるところ。ですが逆に、最終売り切り価格とみることもできます。売り切れで終わってしまう可能性もあるので、早めにチェックしてください。
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