僕が気に入って使用しているPCケース「NCASE M1」。
非常にシンプルで美しい形と、組付けのしやすさが魅力です。購入、組み立てレビューはこちらから。
さてこのNCASE M1、全力でおすすめできるケースなのですが、購入は英語のみでドル支払いでしかも個人輸入。さらに少量生産なので1~2ヶ月の予約待ちという、はじめて購入するにはハードルが高すぎるのが難点です。
ときどきヤフオクに転売ヤーが出していますが、かなり高いです。(個人輸入で25,000円前後ですが、ヤフオクでは40,000円前後)
どちらも手を出しにくい。
で、今回、PCケースでは大手のLian li(リアンリ)から、けっこう似たようなケースが出てきたので紹介します。
発売されたのはLian li 「TU-150WX」(ブラック)と、「TU-150WA」(シルバー)の2つ。
大手PCメーカーのパソコン工房などが販売しているので、日本語と日本円で安心して購入できます。しかも価格は12,500円前後となっていて、25,000円(輸入送料込み)もするNCASE M1よりかなり安い。
はっきり言ってかなり似てます。むしろ兄弟かというレベル。
もちろんNCASE M1のほうがシンプルですが、パッと見るぐらいでは、同じケースかと思ってしまうほど。サイドがパネルになっているものもあります。
大きな違いといえば上に格納可能なハンドルが付いていることと、スイッチやUSB端子が上面に付いていることですね。
NCASEはスイッチが前面の下についているので、低いところに設置すると押しにくい。
ちょっと待て!安い上にNCASE M1より機能的じゃねーか!とふと思ってしまいましたが、心の平安を保つためにすぐに頭の中から消去しました。
NCASE M1大好き!ラブ!(目が泳いでいる)
大きさ、機能性
大きさはNCASE M1が一回り小さい。極限の小ささにこだわるならNCase M1になります。
NCASE M1 | 幅160.6 x 高さ241.7 x 奥行き328mm |
Lian li TU-150 | 幅203 × 高さ312 × 奥行き375mm |
といっても、全体的に3~4cmほどの違いで、並べればわかるでしょうが、単体で置いてあればほとんど違って見えないでしょうね。
グラフィックカードは長さ320mm、厚さ3スロットのビッグサイズにまで対応。ATXケースに積むようなフルサイズカードが搭載できます。
NCASE M1にはツインファンタイプのGeForce RTX 2080がラクラク搭載できています。一回り大きなTU-150なら、さらに余裕がありそうです。
マザーボードはMini-ITX。
電源ユニットはSFX、SFX-Lのみに対応。ATXは搭載できませんので注意。SFXの小ささで静かなものを選びたいなら、Corsair の SF600 Platinumを激烈おすすめ。
SFXとは思えない静かさ。高いけど、安いのを買って不満で替えるぐらいなら、最初からこいつをイチオシ。
簡易水冷システムにも対応しています。また、底面ファンもつけられるので、グラフィックカードのさらなる能動冷却も可能。
ここだけの話
ちなみに、実はNCASE M1の製造はLian-liがやっていたりします。(笑) (NCASE M1を買うと、発送元ラベルがLian liになっている)
つまりLian-liは作りながらパクッ 作っているうちについつい似たようなケースになってしまったのでしょう。
NCASE M1がほしいけれど購入でつまづいていた人は、TU-150を選んでみるのはいかがでしょうか。
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