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Mac + Buffaloルーターで300Mbpsは可能か!? WZR-600DHPレビュー

太田アベル

・ 更新 ・ 9分で読めます

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目次
2013/6/23追記

下記の無線LANの帯域に対し、私の間違った認識が含まれておりました。
記事の追記、コメント欄を必ずご覧ください。

前回のNAS設置で判明した無線環境での異常な遅さ。

5Mbpsという衝撃の遅さのスクリーンショット5Mbpsという衝撃の遅さ

いや、無線が遅いのはわかっていましたが、さすがに5Mbpsとは。
写真や書類をちょこちょこ出し入れするのは良いですが、大容量のムービーの転送はとてもじゃないが遅すぎます。

そしていろいろ調べるうちにMac特有の(?)謎の動作が浮上してきました。

300Mbpsが・・・出ていない?

ルーターは300Mbps対応だが・・・

前回のテストで使っていた無線LAN親機は「WZR-HP-G302H」。300Mbps対応の 11n / b / g 3タイプ対応のものです。Macに標準搭載されているWi-Fiは11nに対応しています。

11nとは無線部分のアンテナを複数にし、情報を並列に送受信することで高速化するのが主な技術。

私は 11nに対応していること = 300Mbps可能 と思い込んでいました。

が、

先日も計測した通り、iMac、最新のMacBook Airとも最高速度が10Mbps前後。

10MbpsとはPC内で扱う通信速度で単位は「バイト」です。

無線機器間の通信速度の単位「ビット」に変換すると 1バイト=8ビット
つまり 10Mbyte/s x 8 = 80Mbit/s。

つまり WZR-HP-G302H <=> Mac の無線通信は80Mビット/sの速度である、といえます。

ん?80Mbps?

なんだか300Mbpsには全然足りてませんケド・・・

無線LANは親機と子機が離れれば離れるほど通信は遅くなりますが、iMacとWZR-HP-G302Hは10mも離れていません。

たとえ壁や電子機器の影響で10%の劣化が起こったとしても
300 – (300 x 0.1) = 270Mbps ぐらいは出ていないと変です。

それが80Mbpsって、なんだか異常に遅すぎないか?

ネットワークユーティリティ~(ドラえもんの声で)

現在の通信速度をまず正確に調べてみることにしました。

ネットワークユーティリティアイコンネットワークユーティリティ

使うのはMacのアプリケーション > ユーティリティ に入っている
「ネットワークユーティリティ」

これはLANなどの通信速度、IPアドレスなどを調べることができる多機能なアプリです。

Macのネットワーク関係を調べるのはたいていコレでOKです。

開いてみると・・・

117Mbpsスクリーンショット

あれ?117Mbpsってなんだ?

いきなり目に飛び込んで来た「無線 117Mbps」という文字。

300Mbpsじゃないの!?

速度が出ないはずです。そもそもリンク速度が全然足りてません。

Windows + Buffalo子機ならば「高速通信モード」という300Mbpsに切り替えるモードがありますが、Macにはそんな設定はありません。

どうすればいいんだ。

300Mbpsはムリ

BuffaloのページやApple純正のルータ「TimeCupsule」などの技術情報を調べまくってみました。

そして出した結論は「WZR-HP-G302Hでは300Mbpsはムリ」

なんてこった!

実はMacは11nだけでは300Mbpsは実現できないのです。

ではTimeCupsuleなどはどうやって300Mbpsを実現しているのか?

そのカギは「11a」にありました。

2013/6/23 上記解説は間違っておりました。 Macは11nが5GHzに対応していれば300Mbpsのリンクが可能ということです。逆に言えば11nが5GHzに対応していれば、11aは関係ないということです。ぽぽぽ!さんコメントありがとうございました。(もちろんルーター、Macともに5Ghzに対応している必要があります)

IEEE 802.11a

通常の無線アンテナは11nを複数使うことで速度をアップします。

しかし~~Macは11n + 11aという全く違う帯域のアンテナを使い、速度をアップしている~~ことが判明しました。

上記解説は間違っておりました。 Macは11nが5GHzに対応していれば300Mbpsのリンクが可能ということです。逆に言えば11nが5GHzに対応していれば、11aは関係ないということです。ぽぽぽ!さんコメントありがとうございました。(もちろんルーター、Macともに5Ghzに対応している必要があります)

11nと11aの大きな違いは「周波数帯」

11n = 2.4GHz

11a = 5Ghz

2013/6/23修正

上記の11n=2.4Ghzという解説は間違っておりました。 11nは2.4Ghz、5Ghzの複数の帯域を使える 仕様でした。繰り返しになりますが、Macは11nの5GHzを利用し300Mbpsリンクをするということです。ぽぽぽ!さん、コメントありがとうございました。

Macは2つの周波数帯を使い分けることでより信号を確実に、高速にしているようです。

2013/6/23追記

この内容は記事を書いた当時、海外のルーター批評の掲示板で見かけた内容で、他の情報源が探せなかったことから完全に思い込んでしまいました。本日再度探してみましたが、掲示板を見つけ出すことができませんでした。

私の英語力が低すぎて、解説を間違えて読んでしまった可能性も十分にあります。

裏付けのない情報を公開してしまい申し訳ありません。

ちなみにWZR-HP-G302Hは11aに対応していません。

ということはMacで300Mbpsを実現するためには・・・ルーター買い替えしかない!

2013/6/23追記

これは上記の思い込みがあったため、買い替えを決意した内容ですが、ルーターを最新にしなければ300Mbpsを実現できないわけではありません。重要なのは11n 5Ghzという規格があるかどうか、です。
ただ、G302Hが11aに対応していないという部分は確かです。(メーカー商品ページ)

ルーター買うぞ!

ということでルーターの選定開始です。

しかし、どのルーターにも「確実にMacで300Mbps出ます!」とは書いていません。

「付属の子機なら300Mbps通信できます」とは書いてあります。

美しいMacにUSBの無線アンテナなんてダサいものをつける気は毛頭ありません。

意地でも対応しているルーターを探す!

いろいろなページを回った結果、Macでの300Mbps確認があったのはAterm WR9500N PA-WR9500N-HPのみ。(Amazonの詳細ページへ)

悩みましたが、私はBuffaloのルーターが使いやすくて好きなので、できればBuffaloで行きたいところです。

しかし、Buffaloでの動作実績が書いてあるページは皆無。
調べる人もあんまりいないんでしょうね。(というかみんな気づいてない)

今回はNASをつなげるので本体内のデータスループットも問題です。
Aterm WR9500Nはかなり高速で評判のようです。

それ以上のものはBuffaloにないのか・・・

見つけたぞ!WZR-600DHPだ!

すっごい長い前フリでしたが、ルーターが決定しました!

Buffaloのページをくまなく探して見つけたのはコレ!


WZR-600DHP(Amazonの詳細ページへ)

対応している帯域と規格は

IEEE802.11a/b/g/n

IEEE802.11a:5.2~5.7GHz

IEEE802.11g / IEEE802.11b:2.4GHz

うん、たぶん要求は満たしている。(2013/6/23追記 上記追記にもありますが、11g、11aは300Mbps接続には直接関係がありませんでした。)

ただし!

仕様をいくら見つめても「Macで300Mbps」とは書いてありません。
さらに仕様欄には 300Mbps(11n)なんて記述もあり不安を煽ります。

2013/6/23追記
上記追記からの繰り返しになりますが、11aは300Mbpsリンクとは直接関係がありません。重要なのは5Ghzが使える11n規格 です。300Mbps対応のルーターであればMacやルーターの調整でうまく動く可能性があります。(AirMacなど)
下記ぽぽぽ!さんのコメントを参考にしてください。

どうするどうする・・・

ええ~い、買っちまえ!

人柱を立ててやるぜ!

到着!

届きました!

WZR-600DHP WZR-600DHP 本体写真

いそいそと設定開始です。

Buffaloのルーターは友人宅や会社など、30台は設置していますので説明書はもはや不要です。

iMacをドキドキしながら設定して・・・起動しました。

270Mbpsスクリーンショット

キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

来ました来ました!

270Mbps!

ちょっと数字が微妙なのはiMacが古いから、もしくは障害物でしょう。(iMac 2008年式)

最新のAirでは300Mbps!

Mac無線LANフルスピードキターーーーーー!

うれしい!

一か八かの賭けは当たりました!

2013/6/25追記

繰り返しになりますが、このルーターではMac、ルーターともに特に調整なしで300Mbpsができました、という内容です。調節すればお持ちのルーターでも300Mbps対応できる可能性があります。コメント欄のぽぽぽ!さんからのコメントをご覧ください。

ハズれたら使用30分でオークション出品という悲報を書かねばならないところでした。

改めてNASとのベンチ

早くなりました!

WZR-600DHPに切り替え後のベンチマークWZR-600DHPに切り替え後のベンチマーク

USB2.0のフラッシュメモリぐらいは速度が出ています。

これならある程度のファイル数は我慢できそうです。

まとめ

Macでは11a、11nにご注意を!(2013/6/23追記 繰り返しになりますが、11nの5Ghzという規格が重要です。11aは無関係です。すみません)

Apple純正品(AirMac Extreme、Time Cupsultなど)を買えばなんの問題もないんですけどね・・・・

何かMacの無線LANが遅いな〜と思っているあなた!
今すぐネットワークユーティリティをチェック!

今回の人柱レビューはここまで。

2013/6/23追記

ここでは人柱と書いておりますが、発売当時は非常に情報が少ない中で書いていたため、おもしろさを追求しこのような表現としました。決して商品やMacが特殊すぎるわけではありません。
11nの5Ghzという規格をしっかり押さえれば他の無線ルーターでもMacで300Mbpsが使用できるということですので、ご注意ください。

読んでくれてありがとうございます!

太田アベル

太田アベル

パソコンを7歳からいじり始めて40年。とにかくパソコンが好きです。気になった商品をほぼ自腹で買いまくってレビュー中!良かった点、悪かった点をズバズバ書きます。

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