去年から仮想通貨にどっぷり浸かっておりました!どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。
仮想通貨関連は、規格やシステムがすべて生まれたばかりで、新しい単語だらけ。ルールも使い方もバラバラです。日本円で仮想通貨を買うにはどうすればいいのか、仮想通貨を送るにはどうしたらいいのか、ウォレット?アルトコイン?交換所?暗号キー?
もう何をするにもググりググりググり、英語のページを翻訳してようやってなんかつかめる、そんな状態でした。とにかく全部手探りです。
最近ようやっとスムーズに購入や交換ができるようになってきたので、いままでの経緯や1万円ほどの仮想通貨を宙に消し飛ばした(笑)失敗など、書き散らかして行こうと思います!
これから仮想通貨に入門する人が失敗しないよう、踏み石になれれば幸い!
今回は仮想通貨をとりまくシステムを紹介!
仮想通貨はビットコインだけじゃない
まず重要なのは「仮想通貨」と呼ばれるものはビットコインだけではないということ。
TVや雑誌で出てくるのは、わかりやすさを優先しているためビットコインだけを特集することも多いです。もちろんビットコインは仮想通貨の開祖として非常に重要で一番高価ですが、それ以外にも沢山の種類のコインがあります。
ビットコイン以外の仮想通貨はその数1300種類以上!(全世界 2018年1月現在)
どのコインもいろいろな用途や目的を持っています。(中には全然目的がないシャレで作られたコインもありますけど・・・)
ビットコイン以外のコインは、総称で「アルトコイン」。Ethereum(イーサリアム ETH)、Ripple(リップル XRP)、NEM(ネム XEM)などというコインが有名どころ。
またそれぞれのコインには通貨記号という取引用の記号がついています。上に書いた「ETH」とか「XRP」「XEM」というのがそれ。フルネームだと長いやつもあるので、取引所では通貨記号が表示されることがほとんど。
ビットコインは一時期1コイン=200万円というとてつもない金額をマークしましたが、アルトコインはまだ数百円、数千円というものがありまして、1年ぐらいで価格が上がっていくことを狙って(祈って?)買う人も多いですね。
1万円で買っておけば、もしかしたら5万円とかそれ以上になるかも!リップルやネムは去年数倍に上がり、大金持ちになった人も多いようです。
さらにアルトコインにもなれない、価値が1円以下という生まれたてのコインもありまして、通称「草コイン」。
ビットコインが一軍、アルトコインが二軍だとしたら、三軍、補欠、入部前みたいな玉石混交のコインたちです。
たとえば価値が1円だとすると、1万円分買えば1万枚も買えるわけで、それがもしも10円になったら10万円!100円にでもなったりしたら100万円です!1万円が100万円ですよ!万馬券か。
資金の少ない人はあえてビットコインやアルトコインを無視して、激安草コインでギャンブルを楽しむ人もいます。
でも当たりは非常に少ないようですが・・・
取引所
そういうコインの売買や交換をしてくれるのが「取引所」です。
日本円が素直に使える取引所は
などが有名。
銀行やコンビニから取引所へ振込 → 仮想通貨と交換
という流れになります。
僕のメインはいろいろな種類のアルトコインが買えて、操作がカンタンなCoinCheck。Zaifは手数料が安いので、特定銘柄をたくさん買いたいときや海外に転送したい時に使います。宣伝をガンガンやってるBitFlyerは実はほとんど使ってません。
一番多くお金を入れているのはCoinCheckです。
これは好みですね。操作方法や扱うコイン、送金方法がそれぞれ違っているので、できれば2,3ヶ所は口座を開設しておいたほうがいいです。最悪、取引所が倒産する可能性も想定してリスク分散という意味でも。
ウォレット
もう一つ覚えたいのがウォレット。
英語で財布という意味ですが、仮想通貨の場合は実体がないので、保存するための「キーコード」になります。例えばビットコインの場合、「18kduiR6NKENsa4s9jk4feDuTP7hifZ5FvYkZfnZ」なんていう暗号がキーコードになります。(コードは架空のものです)
このコードめがけて「送金」をかけると、コインが仮想空間で結び付けられ、あなたのものになります。
何言ってるかわかりますでしょうか。
自分もよくわかってないポルナレフ並の解説になっていますが、要は仮想通貨は財布すら仮想空間にあるよ、ということです。
どんな場所でも、どんなデバイスからでも、このキーコードさえわかれば、仮想空間の財布が見れ、ビットコインを出し入れすることが可能です。(もちろん出し入れにはパスワードも必要)
どの通貨にも必ずウォレットシステムがあります。
取引所にはあなた専用のウォレットが備わっていて、日本円で仮想通貨を買うと、取引所内のウォレットに入ります。逆に仮想通貨を売ると、取引所内のウォレットから取り出されます。
株式で言えば特定口座のような存在ですね。(税金はノータッチなので特定口座とはちょっと違いますが)
え?じゃあ取引所内ではないウォレットがあるの?という疑問が出ると思いますが、あります。
これまた色々な仕組みがありますが、ほとんどの場合、パソコンに専用の「ウォレットソフト」をインストールし、そこでキーコードを作り、使用します。
完全に自分専用なので、コードやパスワードをしっかり保存しておけば最高に安全です。取引所が倒産しても自分のコインが引き出せなくなることはありません。
逆にコードをなくしたら一巻の終わり!1万円だろうが100万円だろうが亜空間に消えます!誰も取り出せません。さらにコードを盗まれたら、仮想通貨が盗まれます。取り扱いは超厳重にすべきですね。
パソコンが壊れたときも考えて、紙に印刷して保存しておくことも推奨されています。
紙でも保存できるんですよ!なんだか急にアナログ。
WTS的まとめ
仮想通貨の基本の部分だけ書いてみました。
取引所に登録し、仮想通貨を購入し、自分のウォレットに送信、という操作の繰り返しになります。銀行やお金の存在が仮想に変わっただけで、そんなに大差はありません。
FXや株式をネットで売買している人なら、かなり馴染みやすいのある画面だと思います。
次回はウォレット転送について書いてみます。