スポーツの時間感覚で仕事や勉強に取り組めるのが喫茶店です。P.26
何冊もの本を執筆しつつ大学の講師、テレビへの出演などをこなす日本語の研究家、齋藤 孝さんの本。
非常に多忙な筆者が過密なスケジュール内でどのようにアイデアを出し、形にしていくかを解説しています。
いかに集中できる時間を確保し、アイデアを生み出し、具体化していくのか?
解決方法として喫茶店(カフェ)を活用するべしというのが本書の主題。
とはいえ、単純に喫茶店へ入れば生産的になるか?というとそれほど大きな変化は望めません。
何のテクニックも無く喫茶店へ行っても、むしろ備え付けのマンガを読みふけってしまい、3時間いても頭の中にはワンピースのストーリーしか残ってないという結末になりがち。
日常で固まりがちな脳を喫茶店で切り替える
本書には必須アイテムからその使い方、創造的な思考法まで「アイデアを創造する」という点に徹底して解説がなされます。
毎日がルーチンワークで消費されてしまい、アイデアなんてありきたりのものしか出ない・・・そんなときにはヒントになるはず。