昨日からWindows 10へのお誘いがタスクトレイに表示されるようになりました。(記事はこちら)
いよいよ秒読み段階のWindows 10ですが、正式なアップグレード開始日が発表されました!Xデーは7月29日(木)!
ベータ版
僕はここ半年ほどWindows 10ベータ版を試しています。
半年の間にインターフェイスから色合い、細かな動作やアイコンまで、ものすごい速度で変わっています。こんなに早く変化するMicrosoftは見たことがない!(笑)
今回のWindows 10ベータ版は、ユーザーの声を直接開発者に届ける仕組み「Insider Hub」が搭載されています。
これがかなり功を奏しているようで、初期版ではかなりとっつきづらい操作だったものが、ユーザーの声をもとに劇的に改善されています。
話題の(?)スタートメニューも数回の大幅変更があり、いまはこんな感じ↓
MacのExposeをパクったとよく似た仮想デスクトップ「タスクビュー」もとても使いやすくなりました。最初は仮想デスクトップ間のウィンドウの移動もままならず非難轟々でした。
根が深い問題
ただ、もっとも大きな問題を解決できずにいます。
それは解像度問題。
現在のパソコンはFull HD(1920×1080ピクセル)のモニタも普通になってきています。タブレットでもそれ以上の解像度をもつものがありますね。大型ディスプレイでは4Kや5Kも出てきています。
Appleはご存知Retinaディスプレイ機能で、高解像度でも適度な大きさとなめらかな表示ができています。
しかし、Windowsは内部のフォントマネージャーやディスプレイマネージャに古い部分が残っていて、高解像度に完全に対応できていません。これはVistaあたりからずっと問題とされているのですが、Windows 10でもいまだ苦しんでいます。
WindowsはAppleのようにある日をもっていきなり「過去と決別!」みたいなことはしません。そこが良いところでもありますが、古い部分と調和しながら進むのはかなりむずかしいでしょうね。
たとえば、高解像度に対応していないソフトは無理やり引き伸ばされてボケボケで表示されたり、逆に引き伸ばしが効かずものすごく小さな画面になったりします。また文字が妙に大きくなってはみ出したり、ボケたりします。
- 新しいものに合わせれば古いものが使えなくなり
- 古いものに合わせれば新しいものが制限だらけになり
非常にむずかしい問題です。
これはOSだけではなくソフトメーカーも協力しないと乗り越えられない問題です。ディスプレイはこれからもますます高解像度になっていくので、早急な対応も必要です。
小ネタ
満を持して公開されたティーザーサイトですが、なんかノートパソコン異様に縦長に・・・新しいパソコンかと思ってよく見てたら吹いたwww
WTS的まとめ
Windows 10はWindows 8までとは違う、スピード感のある継続的なアップデートを掲げています。ベータ版の時点ではかなりの速さを実感できるすばらしい体制だと思います。
製品が発売されたあとも継続して良いOSを目指してほしいですね!期待してます!