先日発売された、Delphi 10 Seatlle (デルファイ10 シアトル)のレビューです。
SE-Shopから購入し、Delphi 10 Pro + モバイルアドオンパック + サブスクリプションで175,824円でした!(高!)
まあ値下げを要求したところで下がるわけでもありませんから、とりあえずちょっとだけ安いスタートアップキャンペーン(9/26まで)のうちに買った次第です。
Delphi XE5からのジャンプアップなので、XE8までで搭載されていたのに新機能だと思いこんで紹介している場合がありますので、ご了承のほどを・・・
タイトル画面
タイトル画面がだいぶ爽やかになりました。アイコンのDXは「Delphi X (10)」という意味のようですね。変える必要あったか?
IDE全体
IDEはメモリ周りをだいぶ改善したとアナウンスされています。ざっとさわった限りあまり変化は感じません。100フォームもあるようなビッグプロジェクトになると変わってくるのかな。
30フォームほどのプロジェクトでは違いはわかりませんでした。
オブジェクトインスペクタなど、周りのパネルのフォントが少し大きくなりました。見やすくて良い。
細かなターゲットに向けてのビュー設計
いままではパネルを駆使してレスポンシブ的に設計していたUIですが、ターゲットごとにしっかり区切って設計できるようになりました。
4インチ iPhone、10インチ Android、デスクトップ Windowsなど、それぞれで設計を記憶してくれるので使いやすい。ユーザーにもやさしい設計になりそうです。
「Surface Pro」だけ別項目になっているのはなぜなんだろう。Windowsタブレットという意味でいいのかな?
非ビジュアルコンポーネントを非表示に
非ビジュアルコンポーネントを非表示にする機能もつきました。これは地味にうれしい。Ctrl + Hで切替できます。
ただ、ぼくとしてはDelphi 8のようにフォーム外に設置できて、そこで表示されていたほうが使いやすかったかな。
Windows 10スタイルが入った
Windows 10のスタイルが加わりました。メトロよりもフラットで色が抑えられている感じ。ModernとBlueとDarkの3種類。
WTS的まとめ
とりあえず見た目でわかるところだけをレビューしました。OS Xとの連携やAndroidの動作をだんだんと検証していきたいですね。