日本では「ほぼ実現不可能」とまで言われていた、書籍の値引き販売。これは公正取引委員会の取り決めで、出版社が書籍・雑誌などの再販売価格を決めることができると認めているからです。
もともと書籍価格が自由であるアメリカでは問題はないのですが、日本ではこのルールのために、大量に書籍を売るAmazonといえど勝手な値引きは許されない状態だったわけです。
今回自由化されるのはダイヤモンド社、インプレス社、廣済堂、主婦の友社、サンクチュアリ出版、翔泳社の6社から。最初は約110タイトルとのこと。
これはルールを破ったわけではなく、まず各出版社が「自由価格本」として指定し、それをアマゾンとメーカー双方でコストを負担する、という流れ。
価格は本日から7月31日までテスト的に始まるようです。
110タイトルとかなり少ない数ですが、紙の本好きにはうれしい変化ですね!