XAMPPでJoomlaを動かしたときのエラー表示を消す

XAMPPでJoomla!を動かすと、

Strict Standards: Accessing static property JCache::$_handler as non static inC:\xampp\htdocs\joomla\libraries\joomla\cache\cache.php on line 420

のようなエラーが大量に表示される場合があります。このエラーを表示させないようにする対処方法です。

このエラーはphp.iniをいじることで解決できます。

 

※注意

php.iniはphp全体の動きを変える設定ファイルです。
この設定を変えることでJoomla!以外のシステムに影響を与えますのでご注意ください。

 

php.iniをいじる

Windows用XAMPPの場合、標準では

c:\xampp\php\php.ini

に入っています。

これをテキストエディタで開きます。(notepad以外を推奨)

display_errors = On

と書いてある行を探します。

display_errors = Off

に変更します。

 

次に

error_reporting = E_ALL | E_STRICT

と書いてある行を探します。

元の行をコメントアウト

;error_reporting = E_ALL | E_STRICT

error_reporting = E_ALL & ~E_NOTICE & ~E_DEPRECATED

と変更します。

 

保存し、XAMPP Control PanelからApacheを再起動します。
これでエラーが消えるはずです。

影響

上記では何をしているかというと、要は開発用にエラーを詳細に表示するモードを、本番用のエラー抑制モードに変更しているのです。

上にも書きましたがこれはphp全体のエラーを抑制するオプションです。

たとえばWordPressなどを入れていて開発している場合、必要なエラーが表示されない場合などがあります。他のアプリケーションとの干渉を考えておいてください。