どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。
VagrantファイルをGitから持ってきて起動するだけで、ものの数分でかなりプレーンなLAMP環境が出来上がるScotch Box。僕の愛用品です。
で、先日友人に教えたら「PHPMyAdminが含まれてないから、いちいち設定するのがめんどい!」とメッセージが返ってまいりました。いやいやいや、PHPMyAdminを使う必要ないから。
多数のScotchBoxを扱うときにも、全部にPHPMyAdminを入れていたら疲れます。そんなときはMySQLの純正ツールですべて解決!
MySQL WorkBench
使うのはこれ!MySQL謹製のツール「MySQL Workbench」です。MySQLの全機能を網羅しているのは当たり前。モデリングなんかもできちゃうのに無償!ありがたや!(©源平討魔伝)
Scotch BoxはSSHが開いていますから、TCP/IP over SSH経由で簡単につなげてしまうんですね。ではさっそく設定をしてみましょう。
MySQL WorkBenchの設定
MySQL Workbenchをインストールしたら起動します。最初のホーム画面には、通常何もないはずです。左上の小さな「+」記号をクリック。
設定画面が出てきますので、適当なConnection Nameを付けた後、Connection Methodを変更します。「Standard (TCP/IP」を「Standard TCP/IP over SSH」に変更します。
すると設定項目が変わり、SSHの項目が増えるはずです。
順番に埋めていきます。
- SSH HostnameにはScotch Boxの起動アドレス(192.168.33.10など)を入力。
- SSH Usernameには「vagrant」を入力。
- SSH Passwordは、Store in Vaultボタンを押して出てきたダイアログに「vagrant」を入力。
- MySQL HostnameはVagrant内から見たアドレスになりますので、127.0.0.1です。
- Usernameには「root」
- SSH Passwordは、Store in Vaultボタンを押して出てきたダイアログに「root」を入力。
たったこれだけでOKです!
DBにアクセス
するとすぐにDBにアクセスできるはずです。
これでもうDBのすべてをいじることができます。root接続なのでやりたい放題です。(*゚∀゚)=3
スキーマを作るには直接SQLを書くか、左下のSchemasを右クリックして作成開始できます。(メニューのCreate Schemeを選ぶ)