台湾QNAPは、Celeron J6412を搭載したビジネス向けNASキットを新発売します。
TS-253E | TS-453E |
となっています。(ともにAmazonの2022/8/29時点の価格)
充実の基本装備
両機種とも、LANには最近採用例が増えている2.5GbEポートを2ポート装備。
SSDキャッシュを搭載し高速化しても、既存の1Gbps LANではネットワークが完全にボトルネックになり、HDDだけのシステムと大差ない速度となってしまいます。
2.5GbEなら、1Gbps LANの最大2.5倍の転送速度が実現可能。当サイトの検証記事では、最大300Mb/sを超える転送速度も見られました。
ただし、2.5GbEを活用するためにはPCやハブも2.5GbE以上に対応している必要があります。
内部に2つのM.2スロットを装備。HDDベイを消費銭司、NVMe SSDを取り付けて高速キャッシュを構築できます。
HDMI出力も可能
背面にはHDMI出力も付いています。
データの動画を映したり、仮想PCの画面を映したりと、マルチメディアサーバーや小型PCとしても活躍させられます。
CPUはCeleron J6412
従来の同クラスIntelモデルはCeleron J4125が多く搭載されていました。今回から”Elkhart Lake”世代 “Tremont”アーキテクチャを採用するCeleron J6412に切り替わります。
リソグラフィが14nmから10nmに変更されているのが大きなポイント。4コア/4スレッドは変わらず、10WというTDPも変更はありません。
iGPU性能は大きく進化し、第 10 世代インテル® プロセッサー・ファミリー用インテル® Core™ UHD グラフィックスを搭載し、ベースクロック400 MHz、ブーストクロック800MHzに進化。映像の外部出力で威力を発揮しそうです。
新世代になって、省電力性能やシングルスレッド速度も少し上がるだろう、と筆者は考えています。
コメント