Intel Haswell Refreshが販売開始! i7はTB 4GHz超えも

WorkToolSmithの最新CPUってどうなの?タイトル

Intelの新しいプロセッサが販売開始です。コードネームは「Haswell Refresh(ハズウェル・リフレッシュ)」。

現行のHaswellを改良し、パフォーマンスの底上げと新インターフェイスをサポートしたシリーズになります。

主な変更点

主な変更点は基本的な高速化に加え、

  • PCIe Storage サポート
  • M.2 Storage サポート

が注目点。

PCIeストレージは、従来のSATA3(6GB/s)を上回るパフォーマンスを発揮します。IntelはPCIe接続のストレージを推進していて、MacBookなどではすでに採用されています。

M.2はmSATA、miniPCIeに続く新しいフォームファクタ。mSATAよりもさらに小型のストレージスペースを想定しています。また、非常に多くのインターフェイス(信号)を使用でき、Key IDと呼ばれるもので判別、接続します。接続関連をHaswell Refreshがサポートするということでしょうか。(このあたりまだ調べきれていませんので後日)

インターフェイスの高速化はもちろん考えられていて、昨日にははやくも、リード1000MB/sec(!)を実現したASRock 9 シリーズが発表されました。(参考 エルミタージュ秋葉原

Intel正式対応のM.2規格は要注目です!

Haswell Refresh 一覧

発売されるHaswell Refreshは以下の一覧です。

注目はターボブースト 4GHzを達成しているi7-4790i7-4790S。4790は定格3.6GHz、ブースト4GHzという高回転タイプながら、TDP 84Wという値に収まっているのが驚き。Haswellでの低消費電力化がRefreshでさらに進んでいることを感じさせます。

プロセッサーナンバー 動作コア数 / スレッド数 動作周波数 Turbo Boost キャッシュ TDP
i7-4790 4 / 8 3.6 GHz 4 GHz 8 MB 84 W
i7-4790S 4 / 8 3.2 GHz 4 GHz 8 MB 65 W
i5-4690 4 / 4 3.5 GHz 3.9 GHz 6 MB 84 W
i5-4690S 4 / 4 3.2 GHz 3.9 GHz 6 MB 65 W
i5-4590 4 / 4 3.3 GHz 3.7 GHz 6 MB 84 W
i5-4590S 4 / 4 3.0 GHz 3.7 GHz 6 MB 65 W
i5-4460 4 / 4 3.2 GHz 3.4 GHz 6 MB 84 W
i3-4360 2 / 4 3.7 GHz 4 MB 54 W
i3-4350 2 / 4 3.6 GHz 4 MB 54 W
i3-4150 2 / 4 3.5 GHz 3 MB 54 W
Pentium G3450 2 / 2 3.4 GHz 3 MB 54 W
Pentium G3440 2 / 2 3.3 GHz 3 MB 54 W
Pentium G3240 2 / 2 3.1 GHz 3 MB 54 W
Celeron G1850 2 / 2 2.9 GHz 2 MB 54 W
Celeron G1840 2 / 2 2.8 GHz 2 MB 54 W

 

Haswell Refreshの取り扱いを開始しているのは、ドスパラソフマップアークFaithなど。