どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。
DelphiのGetItパッケージマネージャでインストールに失敗した場合、アンインストール不能になることがたまにあります。
例えばJCLとJVCLをインストールしようとして、JCLのインストーラが裏で動いているうちにJVCLをインストールしてしまうと、「JCLがない」とエラーが出て終了します。
しかしJVCLはインストール状態となってしまいますが、実際のexeは全くないのでアンインストール不能になります。
レジストリを強制削除
その場合はレジストリを強制削除します。
HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Embarcadero\BDS\{バージョン}\CatalogRepository\
の下に、「Elements」というディレクトリがあり、インストールしたコンポーネント情報が収まっています。
コンポーネントごとの名前がついていますので、項目を丸ごと削除すれば、インストール自体を「なかったこと」にできます。
削除すると「インストール」の表示に変わった。
ただし、動いているコンポーネントの情報を誤って削除したり、削除したことでほかに影響が出る可能性もあります。削除前には必ず項目をエクスポートして、不測の事態に備えてください。
当然のことながらこの作業による損害は一切保証はできません。くれぐれも自己責任で。
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