音声認識ソフトのトップクラスの一つ「ドラゴンスピーチ(Dragon Speach)」
ディクテーション(トレーニングと修正)をしなくてもかなりの認識率を誇り、あらゆるWindowsアプリケーションに声で入力することができるソフトです。
本家Nuance社の公式ストア「DragonSpeachStore」では、スタンダード版が24,948円(税込)、機能制限のあるLite版が14,148円(税込)となっています。
しかし、この公式ストアよりはるかに安く買えるのが、オンラインソフト販売の老舗(しにせ)「Vector(ベクター)」。
なんとドラゴンスピーチ11 Lite ダウンロード版(純正USBヘッドセット付き)が10,778円(税込)、ドラゴンスピーチ11 Standard ダウンロード版(純正USBヘッドセット付き)が18,144円(税込)!!
ここで「あれ?Amazonのダウンロード版の方が安くない?」と、お気づきになるかもしれません。(スタンダード 17,978円、Lite 10,680円)
違うのです。
Amazonのダウンロード版では、純正のUSBヘッドセット(マイク付きヘッドホン)が付いてこないのです!
これは大きいことです。
Vectorの方は公式ストア同様、Lite、スタンダードともにマイクがセットです。さらにいまなら「スタートガイド」という小冊子も付属します。ただ、ソフトはダウンロード形式なので、マイクは購入後に専用ページでの応募となります。当たり前ですが全員プレゼントです。(購入後30日までという制限がありますのでご注意を)
マイクの重要性
音声認識ソフトはマイクの精度が非常に重要です。
Amazonのレビューなどを見ると、「全然認識しない」「誤字脱字ばかりで使い物にならない」という厳しい意見が多いのですが、ソフト以前に使っているマイクに問題がある場合も多いのです。
「スマートフォンの音声認識より悪い」というレビューもありますが、スマートフォンのマイクは、実は非常に高性能です。それこそ単体で販売したら数千円~1万円以上はするような高機能なマイクが仕込まれています。それをパソコンにオマケで付いていた、原価300円程度のおもちゃマイクと比較してはいけません。
ソフトの性能+マイク で音声認識の便利さは大きく変わります。
ドラゴンスピーチ(公式ストアもしくはVector)は、この重要なマイクがセットになっているという点が見逃せません。公式に認定されたマイクなら、ドラゴンスピーチが必要とする一定水準の音質を備えているはずです。
音声認識がどうも良くないな、と感じたら、ドラゴンスピーチのトレーニングが甘いのか、入力先のソフトとの相性が悪いのか、とカンタンに切り分けられます。
もし、マイクを自分で用意した場合はどうなるでしょうか。
- マイクが悪いのか
- マイクの接続が悪いのか
- マイクのノイズが多いのではないか
- ドラゴンスピーチが悪いのか
- 入力先のソフトが悪いのか
と、さまざまな要因が切り離せず、結局「使えない!」とあきらめてしまうことになります。
まず純正マイクで試し、それでもまったくおかしい場合はサポートへ問い合わせれば、スムーズに使えるようになるはずです。
高いお金を払って購入するソフトです。
最短距離で実用したいものです。