VMware FusionやParallelsなど仮想ソフトを使う場合、互換性のため古いWindows(Vista, 7)を使いたい場合があります。
また、機会を見てWindows8にアップグレードもしたいという状況もあるでしょう。
そんなときはWindows8 Proに付属する「ダウングレード権」を検討しましょう。
ダウングレード権とは?
現在はWindows8のみが出荷されていおり、Windows7は在庫はだんだんと減っていく状態です。いずれ店頭にはWindows8のみになっていくでしょう。
しかしWindows8ではうまく動かない、操作感にイマイチ馴染めないということもあります。
そんなとき、Windows 8 Proでしたら過去のWindowsを使う権利が付属します。この権利を「ダウングレード権」といいます。
(2013/2/21 注意:単体のDSP版では権利がないことが判明しました。こちらの記事をごらんください)
詳しくはMicrosoft社のこちらのページをご覧ください。
Windows 8 Proですと、
- Windows7 Proffesional
- Windows Vista Business
へのダウングレードが可能のようですね。
DSP版、標準パッケージ版ともダウングレード権には変わりはありません。
どちらを購入しても大丈夫です。
ただ、ProではないWindows8はダウングレードは不可能です。
もし当面はWindows7を使い、Windows8に移行しようとしたところでインストールしたい、という希望があるときは、必ずWindows 8 Proを購入する必要があります。
Windows7などのメディアの入手方法は?
ダウングレード時にはダウングレード先バージョンのメディアが必要です。
要はWindows7, Vistaのインストール用DVDが必要ということですね。
残念ながらMicrosoft社からは購入することはできないようです。
なんとか自力で入手するしかありません。
他に所持しているWindows7マシンがあれば、そのDVDが使えるかもしれません。
ライセンスキーの入手方法は?
問題はインストール時に必要なライセンスキーですが、これはMicrosoft社に電話連絡する必要があります。
詳細はこちらのページの下「ダウングレード権のよく寄せられる質問」にあります。
以下Microsoft社ページより引用。
Q. ダウングレードされたソフトウェアには製品のライセンス認証が必要ですか。必要な場合は、ソフトウェアのライセンス認証に使用するプロダクト キーを教えてください。
A. ダウングレードされたソフトウェアをインストールすると、ソフトウェアをライセンス認証するためにプロダクト キーの入力を求めるメッセージが PC に表示されます。ライセンス認証には、元の Windows ソフトウェアに関連付けられたプロダクト キーを使用する必要があります。プロダクト キーのライセンス認証が以前に行われている場合 (これまでにライセンス認証が行われた、前に正式にライセンス供与されたバージョンからメディアが作成されている場合)、ソフトウェアは、インターネット経由でライセンス認証を行うことができない可能性があります。これは、このメディアを Windows 8 または Windows 7 システムにインストールするとハードウェア構成が変更されるためです。この問題が発生した場合、お近くのライセンス認証サポートの電話番号が表示されるので、ダウングレードの担当者はライセンス認証サポート ラインに電話し、ライセンス認証専用窓口に状況を説明する必要があります。
エンド ユーザーが Windows 8 Pro、Windows 7 Professional、または Windows 7 の有効なライセンスを所有していることが確認されると、ライセンス認証専用窓口から、ソフトウェアのライセンス認証に使用できる 1 回限りのライセンス認証コードが提供されます。
友達のコンピュータからライセンスコードをコピーするのはNGです。
ご注意ください。
ライセンスは微妙な部分が多いです。不明な点があれば必ずMicrosoft社などにご確認を。
コメント
加藤様
いつも来ていただいてありがとうございます!
なるほど、ご指摘の点はあいまいですね。
Microsoftのベンダーなどに今一度確認を取りたいと思います。
お時間をいただき、確定したところで記事にいたします。
[…] この権利については、以前当サイトで「ダウングレードとは?現状はWindows7を使いたいが、将来は8を使いたい場合」という記事を書きました。 […]
加藤様
ダウンロード権利についてのご指摘ありがとうございました。
再度詳細に調べましたので、こちらの記事をご参照ください。