先日発表されたMicrosoft Surface Pro(サーフェイスプロ)が、いよいよ予約開始されました!(公式特設サイト > Surface)
いままでの系列からすると「5」となるモデルですが、今回からはナンバリングが消え、ただの「Surface Pro」となるようです。
ボディの大きさなどはほぼ変わりがないものの、内部は完全刷新されています。特に最新の第7世代CPUにより、バッテリ駆動が従来の9時間から13.5時間と大幅に長くなっているのがポイント。
- 第7世代の最新CPU
- わずかに軽くなったボディ
- 美麗なタッチ対応PixelSense ディスプレイ
- より長時間のバッテリ駆動
- 感度が高くなったペン(ペンは別売り)
- 反応が良くなったキーボード(キーボードの付いたタイプカバーは別売り)
CPUは、ローエンドモデルがCore m3、ミドルレンジがCore i5、ハイエンドがCore i7となっています。
価格一覧
2017/5/26現在の価格一覧です。Surface Pro 4のラインナップとほとんど同じ感じですね。
Surface モデル | 価格(税込) |
128 GB/Intel Core m3/4 GB RAM | 114,264円 |
128 GB/Intel Core i5/4 GB RAM | 136,944円 |
256 GB/Intel Core i5/8 GB RAM | 158,544円 |
256 GB/Intel Core i7/8 GB RAM | 206,064円 |
512 GB/Intel Core i7/16 GB RAM | 280,584円 |
1 TB/Intel Core i7/16 GB RAM | 341,064円 |
CPUの型番
CPUの型番は前回同様、詳細は公開されていません。各地で集めた情報によれば下記の通り。(実機で調べたものではありませんので間違っている場合があります!十分ご注意ください)
CPU | 型番 | 内蔵グラフィック |
Core m3 | 7Y30 (2/4 1.00-2.60Ghz 4.5W) | Intel HD 615 |
Core i5 | 7300U (2/4 2.60-3.50Ghz 15W) | Intel HD 620 |
Core i7 | 7660U (2/4 2.50-4.00Ghz 15W) | Intel Iris Plus 640 |
注目はCore i7。まだほとんど使っている機種のない「Core i7-7660U」の可能性があります。
内蔵グラフィックがIris Plus 640となるため、かなり強力なグラフィック処理が可能になります。Passmark平均値は1800台と、単体のグラフィックカードで言えばGeForce GTX 960Mほどのポテンシャルを秘めています。
もちろん電源や熱の関係でどこまで性能を引き出せるかは未知数ですが、単体のライト級グラフィックチップを搭載しているレベルだと言えます。
最近は内蔵グラフィック機能で動画のエンコード、Adobe系ソフトの高速化などができすから、プロにも役立ちそうですね。
オプション品
現在判明しているオプションは3つ。
おなじみのキーボード付きカバーです。ワインレッド、プラチナ、コバルトブルーの3色。レッドやシアンなどビビッドな色が多かったPro 4用と比べ、カラーが大人っぽくなりました。
Surface Dial
画面に当てるとその周りにパレットや角度などが表示され、ダイヤルを回すように操作できる新しいデバイスです。デザインや音楽など幅広く使えそう。画面のどこでも置けるというのも面白い。
Surface Pen
従来はグレー1色のみだったペンも、カバーに合わせての4色展開に。ワインレッド、プラチナ、コバルトブルー、ブラック。筆圧感知がPro 4の1024段階から4096段階へと大幅にアップ。そして傾きも検知できるようになり反応も早くなったということ。
より自然に書き込みができそうです。
WTS的まとめ
Surface Pro も5世代を経て成熟し、「先進的で実験的」だったものから、「多目的に十分使える」マシンに変わってきていると感じます。最初は「なんだかよくわからないけどカッコいいから」という考えで買われていましたが、いまは目的をもって買う人がほとんどでしょう。
Wi-Fiの接続問題、スリープ復帰でフリーズするなど、Surface Pro 4の問題をきっちり解決できているかも注目です。
今はThinkPadメインの僕も、次はSurface Proもいいかなと考え始めました。