Mac仮想化にやたらと入れ込んでいる太田アベル(@LandscapeSketch)です。こんにちは。
当サイトで継続してレビューしている、Mac用仮想化ソフト「Parallels (パラレルス)」がバージョン11になりました!めでたい!
毎年夏はParallelsとVMware Fusionのアップデート時期なので、今年はいつかな~と思っていたら今日8/18でした。まずはParallelsからですね。
今年から新しいグレード、買い方が加わったParallels (パラレルス)。購入ファーストインプレッションです。
価格
さて、まず価格ですね。
下で詳しく解説しますが、新しいエディション「Pro Edition」が加わりました。より高度な機能を求める開発者に適したグレードです。
エディション | 通常価格 | アップグレード |
---|---|---|
Parallels Desktop | 8,500円 | 5,300円 |
Parallels Pro Edition | 10,000円/年 | 5,300円/年 |
Parallels Business Edition | お見積り | お見積り |
購入時にこんな選択が出ます。
新しいグレードPro Edition
今まではコンシューマー向けの「Parallels Desktop」、よりミッションクリティカルなビジネス用の「Parallels Desktop for Mac Business Edition」のみでしたが、今回から開発者やテスターが使うためのエディション「Parallels Pro Edition」が登場しました。
Pro Editionの機能はこちらのページに詳しく出ていますが、テスターや開発者向けの機能が強化され、優先サポートなどが付属しています。
特にマルチプラットフォームを意識しなければならないWeb開発に便利な機能が満載!
クロスブラウザチェックの短縮、Docker仮想マシンを構築、クラウドサービス(DropBox for Business、OneDrive for Business、Box.net)に簡単にアクセスできたりと、かなりの時間短縮が期待できそう。
さらにメモリ最大64GB、16 CPUまで設定が可能です。Mac Proで巨大データベースを載せた仮想マシンを作りたい場合などはPro Editionが必要でしょう。(Desktop Editionは8GB / 4CPUまで)
名前はPro Editionとはなっていますが、MacでWeb開発を行っている人は個人用途でもぜひ検討したいエディションです。
ただ、通常のParallelsは8,500円の買い切りですが、Pro Editionは10,000円の毎年更新となります。料金形態も違う点に注意ですね。
ぼくは今回は通常バージョンを購入しました。
本当は価格が同じ DesktopなのでPro Editionを買いたかったのですが、ノーマルと内容が大きく違うため、テストの参考にならない可能性があったためです。
購入先は2つ
購入先はいつもどおり2つの経路があります。
本家のParallelsと日本の正規代理店act2社です。
- 新規購入可能
- アップグレード購入可能
アップグレードは本家のParallelsでのみ受付可能です。Parallels 10など過去のバージョンを持っている人は安い価格で購入可能。
もちろん新規購入も可能。ただ、新規購入なら下記のact2のほうがオマケが多いです。(笑)
またノーマルのParallelsからPro Editionへのグレードアップなども本家でのみ購入可能です。ちなみに現在はToast 12がオマケで付いてきます。CD焼きの定番ソフトです。ただしいつまで付属するかは不明です。
Parallels本家でアップグレードする場合はこちらから Desktop
以下はact2での解説でしたが、現在取り扱っておりません。
正規代理店 act2
新規購入のみパッケージ版が購入可能
次に日本の正規代理店act2。
こちらは新規購入のみ可能となります。ただ、その分いろいろなサービスが付いていまして、今回は「act2 創業25周年特別企画 Parallels Desktop 11 for Mac 「プラス10」キャンペーン」を開催しています。
価格は(ダウンロード版)8,500円と本家と同じですが、
Mac用セキュリティソフトなど4本のソフトが無料バンドル!(合計 11,000 円分)1年間のプレミアムサポートact2社の製品が25% OFFになるクーポンプレゼントParallels Desktop 11のポイントが10倍マンスリークーポンマガジンの配信act2 CEOとの会食に5名様招待(!?)act2 CAFEの優先ご招待券
と10個もの充実したオマケが付いてきます!
「act2 CEOとの会食」という微妙に謎なオマケがありますが、まあいいとしましょう。招待はたった5名様。スッゴイ豪華な食事が出たりするのかな?ぼくはフカヒレとキャビアがいいな!(招待されてない)
4本のバンドルソフトは、現在販売している最新ソフトですから、お得感満載です。実売で11,000円分ですから本体より高いじゃん。いいのかこれで。
WTS的まとめ
まずは購入とエディションの解説でした。明日から使用感や恒例のベンチマークを取っていきたいと思います!さて今回はスピードアップするでしょうか!?