G-Tune(マウスコンピュータ)からちょっと変わったノートパソコン NEXTGEAR-NOTE i5702が登場。
なんとデスクトップ用CPUを積んでしまったという、常識をくつがえすような一台。
ノートパソコンには通常、省電力タイプのCPUを搭載します。省電力タイプはバッテリーの長時間化だけではなく、低発熱で面積も小さくできるなどの利点があるからです。
ではなぜあえてデスクトップ用CPUを積み込むのか?
理由はCPUの速度だけではないのです。
グラフィック処理がぜんぜん違う
下記の図はG-Tuneにて公開されている解説図です。
まったく処理が違うことがわかります。ノートではOptimus Technologyにより、処理の重さによるGPUの切り替えを実現するためデータが2回GPUを経由する必要があります。GeForceで処理しても最終的にはHD Graphicsで統合されるのです。
特定のゲームやソフトではこの機能のため、画像が乱れたり動かなかったりなどの症状が現れます。
デスクトップGPUを搭載することでGPUから直に映像を出力できるようになり、より互換性が高まるというわけです。
CPU自体もパワフルに
CPUも省電力を気にしないデスクトップ用ですから、よりパワフルになります。
i7-4790Kとi7-4720HQを比較するとおよそ22%アップとなるようです。
GTX 970Mで映像も強力
搭載されるGPUは当サイトでもイチオシのnVidia GeForce GTX 970M。こちらはモバイル版です。デスクトップ用GPUはさすがに発熱が多くて搭載は不可能ですね。
モバイル版といえど処理能力はかなり高いです。3DMark Fire Strikeも6000を軽く超える性能。(NEXTGEAR-NOTE i5700にてベンチマークとレビューしました)
WTS的まとめ
グラフィックデザインや3Dデザインなど、プロの現場では互換性を求められます。
いままでのノートでは問題が出た部分も、NEXTGEAR-NOTE i5702ならクリアできるかもしれません。もちろんゲームの互換性と性能もアップするはずです!