前モデルでは795gという軽さで文字通り世界中を驚かせたLavie Z。新型Lavie HZはなんとこの記録を自ら塗り替えてしまいました!
その軽さ、なんとわずか779g!!
さらに軽量化
前モデルも店頭で持ってみると、まるで「展示用の中身の無い模型じゃないか?」と勘違いするほどの軽さでした。いったいあれから何をどう削ったら20g近くも軽くなるんでしょうか。
IGZO液晶を採用した美麗で緻密(2560×1440)なディスプレイも健在。さらに駆動時間まで伸びてしまっています。
新型CPU i5-5200Uとは
前ベーシックモデルのi5-4210Uと、新型HZのi5-5200UではCPU性能としてはほとんど変わりません。
基本クロックが向上(4210Uは1.7GHz/最大2.7GHz、5200Uは2.2GHz/最大2.7Ghz)になっている点、グラフィックスがIntel HD Graphics 4400から5500に変更されている点で異なりますが、i5-5200Uが多少上という程度。
それよりも大きいのは省電力性能です。
i5-5200Uはインテルの新しいアーキテクチャ「Broadwell-U」で設定された新生代CPU。14nmオーダーの超微細化回路でより省電力な駆動を実現しています。
またTDPは15Wと4210Uと変化ありませんが、定格より低いTDPで動作するTDP切り替え機能「Configurable TDP」(以下cTDP)をサポートしている点が異なります。
cTDPはコンピュータのアイドル時、メール受信等の軽い作業時に可能な限り駆動クロックを落とす機能。この機能によりi5-5200Uは最低600MHz、7.5Wという超低電力を実現します。
軽量化したのにバッテリーの持続時間が伸びている(HZ550は最大5.9時間のバッテリー駆動が可能前モデルは5.4時間)のはこのcTDPの影響が大きいでしょう
WTS的まとめ
薄くて軽いのにCPUはi5で処理速度も十分。IGZO液晶で写真や動画も非常に美しく表示します。機能を制限した軽量パソコンとはワケが違います。
タブレットではなくパソコンを持ち歩く必要があるけど、腕が疲れてしょうがない・・・と思っているのならLavie HZは最良の一台になるはずです。