サイト制作で非常に重要になる「読み込み速度」。アフィリエイトサイトや物販サイトでは、読み込みが数秒変わるだけで売上が大きく変わったりします。
もちろん早ければ早いほど良いですね。
最近は非力なスマホやタブレットでサイトを見る人も多いですから、ますます軽量・高速が求められているわけです。
読み込み速度はHTMLの構造ももちろん、サーバー速度にも大きく依存します。今日はメインとしているXServer、激安のミニム、強力パワーのAmazon S3でそれぞれ比較してみました。
使用サイト
それぞれでまったく同じサイトでないと意味がありませんから、静的なHTMLサイトを使用します。現在XServerでホスティング中のあたためグッズサイト「あたため堂」で実験します。完全なHTMLの静的なサイトです。
ちなみにあたため堂で特集している黄帝灸はホントいいんで、寒くなるこれからの季節、肩こりなどに悩まされる人にオススメ。高いけどね。→ Amazon
計測サイト
計測はGTmetrixを使用します。数値が分かりやすいので好き。
XServer
まずはXServerで計測。ぼくが一番長く使っているサーバーです。
PageSpeed ScoreはB 84%、YSlow ScoreはD 68%となりました。
ページロードタイムは5.1秒。
サイトの設計が古いのと、画像最適化が甘いのでまあこの程度ですね。これをベンチマークとしましょう。
ミニム
次はミニム。これ以上ないぐらいの安さで、軽いサイトをたくさん作るには持ってこい!最低プランは1GBで月59円とか変態価格。
ぼくはミニマムプラン(月120円)で10サイトほど使用中。ただサーバー画面がわかりづらく、PHPは遅い。
さて計測してみると、PageSpeed ScoreはB 84%、YSlow ScoreはD 68%となりました。
ページロードタイムは5.5秒。
静的サイトに関しては、XServerとほぼ変わらないことがわかりました。
Amazon S3
アマゾンの展開する強力なクラウドストレージ S3で、静的サイトを公開することができます。強烈なバックボーン回線と(お金さえ払えば)無限の容量が魅力。
S3でバケットを作り、アップロードし、公開設定をします。ここらへんは勉強が必要。FTPでポンっと入れて公開、みたいな手軽さはありません。
さて計測してみると、PageSpeed ScoreはB 84%、YSlow ScoreはD 68%となりました。
驚くのはページロードタイムで、4.4秒。
やはり回線の太さがハンパないので、ロードタイムが一気に1秒も短くなりました!
これはすごい!
すごいのですが、転送がめんどいのと料金が変動するのがちょっと不安。アクセス数に応じる料金なので、月末に驚く料金だったらイヤだなとか考えちゃいます。
WTS的まとめ
3社の比較をしてみましたが、HTMLサイトに関してはほとんど変わらないなという感触です。
これらは比較的空いている午前中に計測しました。夜中のピークタイムになると大きく変わるかもしれませんね。