MacにDelphiのデバッガI/F PAServerをセットアップする

Delphi XE4 ヘッダ

Delphiの設定

次にDelphiからの接続です。

Mac OS X用のプロファイルを設定し、コンパイルをします。

するとこのような確認画面が出てきます。

Delphi Mac 1

プロファイル名は自分が分かりやすい名前でOKです。

僕の場合は「MacBook Air」などとしてあります。

 

次にAir用のIPアドレスなどの設定に入ります。

PAServerが動いているマシンのIPを入力します。もちろんポートを変えてあれば変更します。

Delphi Mac 2

 

設定できたら「接続テスト」を押してみましょう。

Delphi Mac 3

このような表示が出たら完了です!

 

Macで起動したぜ!

コンパイルが行われ、いきなりMac側にアプリケーションが現れます!感動!

MacApp1

 

Buttonにはメッセージダイアログの表示を設定してあります。

押してみましょう。

MacApp2

 

うっひゃ〜すばらしい!

 

まとめ

これでもう覚えにくいObjective-Cや、インターフェースとエディタが分かれていて作業が疲れるXCodeなんかを使う必要がありませんね!(個人的な意見です)

DelphiがOSをまたぐ最先端IDEになってきたと、本気で感じています。

 

余談

ちなみに、僕は以前からWinとMac両方のソフトを同じコードで書けないか、JavaやらMONOやらQTなどを研究して来ました。(もちろんブラウザアプリは除いて)

しかしJavaはデコンパイルしやすく、MONOは重くて文字化けしまくる、QTは進化しているが会社が揺れ動いていて不安・・・決定打がない状態でした。

もちろんそれぞれの環境が別途フレームワークを必要とすることも問題です。

初心者にはJavaのインストールさえ重労働です。

 

ここにきてDelphiですよ!

いつものIDEからWin、Mac、iOSまでネイティブコードで出力できるんだから、もう最高です!

Delphi(Pascal)と過ごしてきた25年(!)はムダではなかったなと、しみじみ感謝しています。

Delphiチームの皆さんありがとう!

 

そして、

WindowsとMacソフトを同時に作りたい人へ一言 「Delphiを買え


Delphi XE4(SEShopへリンク)

 

Delphitop