iPadの対抗機種と目されている、Microsoft Surface Goが本日から予約受付を開始しました!
いままでのSurface Proシリーズは、大画面、高性能CPU、大容量メモリとストレージを可能な限り薄型にというコンセプトでしたが、Surface Goは小型軽量で能力はそこそこ、というまったくジャンルが違う製品になります。
本体は1.15ポンド(522g)とiPadと同等まで軽量化。
キーボード付きのタイプカバーも小型化するので約243gとなり、2つ合わせてもわずか約765gに収まります。
タイプカバーを装備すると1kgを軽く超えていたSurface Proでは、カバンから出すときに「よっこいしょ」という感じでしたが、Surface Goならサッと取り出せそう。
CPUはこれまた低発熱で処理速度もそこまで早くないPentium Gold 4415Y。4GBもしくは8GBメモリ、64GBもしくは128GBのストレージという組み合わせ。重量も機能も軽量化した、Surfaceの”末弟”という位置づけです。
フル機能Windows 10
それでも、フル機能のWindowsが動くというのは心強い。
僕は今現在iPad Proを外出用モバイルマシンとしていますが、プリンターにつなげなかったり、ファイルの受け渡しがいまいちスムーズでないときがあります。
その点、Windows 10がそのまま動いていれば、およそあらゆるプリンター、特殊機材でも問題なくつなげるはず。「どこでも1台で行ける」安心感はありますね
モデル構成
個人向けのWi-Fiモデルの構成を見ていきます。
モデル | 価格 |
---|---|
メモリ4GB ストレージ64GB SSD搭載 | 64,800円(税別) |
メモリ8GB ストレージ128GB SSD搭載 | 82,800円(税別) |
価格は69,984円 (税込)からで、これまた8万円以上は確実なSurfaceよりも割安。
ただ、米国では440ドル(現地感覚で52,000円ぐらいらしい。米国在住の友人談)となっていて、69,984円というあと16円足せば7万円になってしまう価格は、イマイチ割高感があります。
これは「Office Home&Business 2016」(およそ38,000円相当)が付属するのが主な理由。
しかし僕はOffice 365に加入しているので毎月課金でOfficeのフルセットを使えます。ビジネスで使う人は会社でOfficeが使える場合も多いハズ。そうなるとOffice付属の値段というのは、単純に余分な出費です。
為替相場の関係で、そのまま売っても米国より割高感がある・・・ではOfficeを付けてもうちょっと値上げして差別化しよう、なんていう妄想も出ちゃいますね。(笑)
ちなみに対抗機種となるiPad 9.7インチは37,800円(税別)なので、3万円近い価格差はどうなんでしょう。日本では「違うものなので比べない」という感じなのでしょうか。
バランスの良い機種
価格に関しては言いたいことはありますが(笑)、全体としてはバランスの良い機種だと感じます。
小ささ、軽さは名前の通り、常に持ち運んで使うというコンセプトにマッチしています。
あとはCPU Pentium Gold 4415Yの性能ですね。
僕もこれを積んだ機種は初めてなので未知数です。4415UのPassmarkが3200ぐらい。クロック数で割ると70%程度の能力として、Passmark 2300ぐらいでしょうか。第4世代のi5(低消費電力版)ぐらいになりそうです。
WTS的まとめ
キーボードを付けて765gはかなり軽量な部類です。性能はそこそこですが、いつでもどこでも使うWindowsマシンとして活躍しそうですね。発売は8月28日!(予約は公式サイトで受付中)
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