Mini-ITXサイズながら、GeForce GTX 980に勝るとも劣らない性能を発揮するAMD Radeon R9 nanoが価格改定間近です。
半年前のR9 nano発表時。
面積が小さく、消費電力も低く、超高速HBMメモリを搭載し、一部ゲームではGTX 980以上の実力が計測され、AMDファンならずとも「こりゃすげぇ!」と色めき立ったのもつかの間、10万円もの価格を振りかざしてユーザーを急冷した(水冷すら使わず)、あのRadeon R9 nanoが大幅値下げするとのウワサが出ています。
発売当時、すでに7万円前後に下がっていたGTX 980と比較すると、「小さいだけでその価格はないよな」と多くの人があっさり無視したはず。というかぼくは無視した。
今回の価格改定でどうなるか?
値下げのウワサ
米国の複数のテクノロジーブログが、AMDが米国649ドルから499ドルに下げる予定をアナウンスしたと伝えています。(eTeknixなど)
あくまでリファレンスボードでの価格ですが、499ドル(≒59,800円)という価格はかなりいい線ではないかと思います。
GTX 970が42,000円、GTX 980が6万円半ばという現状、この価格で割り込めば魅力的です。いままでRADEONを使ったことがない人も目を向けそう。(というか最初からこれだったならものすごい売れただろうに)
面積が小さい上に175Wの低消費電力、そしてGTX 980に近いfpsが出ますからね。小型ゲーミングマシンを作りたい人は必ず注目するでしょう。
まだ米国でのアナウンス段階で、日本での価格改正はどうなるかもわかりませんが、いまは買うのを控えておいたほうがよさそうなウワサです。