先日ラインナップを一新したデルのゲーミングマシン「Alienware[エイリアンウェア]」シリーズ。
注目は三角形の不気味な(褒め言葉)ボディのAlienwareArea 51、そして新型ゲーミングノートAlienware 13です。
さてこのAlienware 13、13インチのコンパクトなノートなのですが、なんと別売り(オプションでセット)のGraphics Amplifier(グラフィックス アンプリファイア)を付けるとデスクトップ用のグラフィックスボードが使えてしまうというトンデモギミックがついています。
僕もかなり欲しくなってしまいデルのページを覗いたのですが・・・
1ヶ月待ちって!
なんとなんと、人気爆発中のようで本日(11/8)に注文しても11月後半以降のお届け!遅っ!
(価格、構成は2014年11月8日現在)
グラフィックス・アンプリファイアの魅力
いきなりもって物欲に急ブレーキをかけられてしまったわけですが、ほしいけど1ヶ月待ちはキツイな~。ドスパラやマウスコンピューターはBTOしても最大1週間ぐらいで来ますからね・・・待つのは苦手なんですよ。
まあ今日はいったん冷静に戻って、グラフィックス・アンプリファイアについて解説。
ノートPCでは発熱量、バッテリ、面積の3つが非常に重要になります。
GPUは非常に電気を食い、熱くなります。爆熱で電気大食らい、ファンが2つも必要なデスクトップ用GPUをそのままノートに積んでも、厚さ8cm、重さ5kg、ヤケド必至な温度なうえにバッテリでは15分しか動きません、みたいな新しいジャンルのパソコンができ上がってしまうわけです。
そこでノート用に設計されたGPUというものが登場します。最近では型番の前後に「M」が付くのが慣例になっています。(GTX 870M、Radeon R5 M200など)
小さく、省電力で発熱を抑える設計になっています。しかしその分、デスクトップ用よりも機能や能力がかなり抑えられてしまうのが現状。これはノート型として組み込む以上、どうしようもないポイントだとされてきました。
そこで今回デルが提案するのが「じゃあノートの外に付ければいいじゃないか」という発想。それがグラフィックス・アンプリファイアなのです。
外付け、と口で言うのは簡単ですがGPUの動作を知っている人なら「なんて無茶な!できるわけない!」と即言うレベル。誰もが夢描いていたのに誰も実現できなかったのです。(特に信号速度において)
Alienware 13は、後ろ側にグラフィックス・アンプリファイア専用のポートを設け専用ラインで接続。ちなみに専用ライン内部プロトコルはPCI-Express2.0 4レーン。デスクトップ用のGPUは最大GeForce Titanぐらいまで搭載可能です。
グラフィックス・アンプリファイアから直接モニタ出力、もしくはAlienware 13のモニタで表示することも可能ということ。
WTS的まとめ
これは夢の実現です。大げさですが。
ノートゲーミング野郎たちが待ち望んだウェポンだと言えますね。
ゲーミングノート=妥協 という図式がついに崩れました。
グラフィックス・アンプリファイアを使えば、持ち運ぶためにゲーミングノート選んだが、やっぱり遅い・・・と悩むことはもうありません。次々に出てくるデスクトップ用GPUを買い換えればいいのです!
しかし、次は納期が遅いことが問題なのだ!
1ヶ月待ちでも平気だぜ!GTX TITANを磨いて待っててやる!
という漢はいますぐこちらから予約!