WordPressサイトを20個持っている太田アベル(@LandscapeSketch)です。こんにちは。
WordPressのテーマづくりはなかなか手間がかかります。少しでも手間が減るように、テーマ作成時に常用しているプラグインを紹介します。
Advanced Custom Fields
記事やページにカスタムフィールドを付け加えてくれる便利なプラグイン。
テーマ内でカスタムフィールドを搭載するとあとあとの修正が面倒ですが、このプラグインならGUIでラクに設定できます。テキスト、数値やメールはもちろん、真偽値、Wysiwygエディタ、画像、ラジオボタンに投稿オブジェクトとあらゆる設定が可能。
設定画面は編集画面の記事下、サイドバーどちらにも表示することも可能です。
設定した値はフィールド名で取得可能。
get_field( 'field_name' ) ;
楽すぎる。
Options Framework
超有名プラグインです。
テーマの総合的な設定項目を表示することができます。テーマ直下に「options.php」を設置し設定項目をphpで羅列しておくと、管理メニュー「外観」の下に「Theme Options」項目が現れます。
様々な設定項目がGUIで現れます。カラー選択や画像選択など面倒な設計をカンタンに搭載可能。
設定した値は、テーマ内で
of_get_option( 'setting_name', 'default' );
で使用可能です。
Regenerate Thumbnails
テーマ内で既定画像の大きさ(Thumbnailやカスタムの大きさ)を変えた時、過去に追加した画像のサムネイルの大きさが元のままで、表示がおかしい時があります。
しかし大量の画像を投稿し直すのは悪夢です。
そこでRegenerate Thumbnails。
プラグインを追加して「ツール > Regen.Thumbnails」を選択し、「Regenerate all thumbnails」ボタンを押せば全画像のサムネイルをガシガシと再生成してくれます。ただし画像が多いとかなりの時間(数十分単位)を要しますのでご注意ください。
Share Buttons by AddToAny
Twitter、Facebook、Google+などのボタンを手軽に付け加えるプラグイン。大量のシェアサービスに対応しているがうれしい。
記事の上、下に設置もしくはテーマにphpコードで設置できます。自分でシェアボタンを搭載する手間が省けます。ぜひこの記事のシェアボタンを押して広めてみてください(笑)
ShortCodes UI
記事内で便利に使えるショートコード。
PHPで直にパラメータを処理できるのでかなり複雑な機能やHTMLを搭載できます。しかし新たにショートコードを使いする場合や、ちょっとした修正のたびにテーマファイルを編集をしなければなりません。
そこでShortCodes UI。
GUIでショートコードを作成することができます。HTMLやJAVA Scriptの出力、値の受け取り、PHPでの処理などショートコードの全機能を使えます。テーマと分離することで、テーマを変えても同じショートコードが使えるので助かります。
BJ Lazy Load
ページを表示した際に一気にすべての画像を読み込まず、画面がスクロールしてきたら読み込むようにすると、読み込み速度が改善されます。このような動作をLazy Load(レイジーロード=遅れてくるロード)と言います。
でも搭載するにはJavaScriptを的確に動かす必要があります。ブラウザによって動作が違ったりかなりの手間。
そこでBJ Lazy Load。インストールするだけでLasy Loadを実現してくれます。
Lazy Loadのプラグインは多くありますが、僕のサイトではこのプラグインが一番うまく動いています。機能も非常に簡潔にまとまっていて、わかりやすく必要十分です。
WTS的まとめ
以上僕がテーマを作る際に併用しているWordPressのプラグインでした。
Advanced Custom FieldやShortCodes UIは、軽く知識のあるユーザーなら調整することもできるので、サイトを譲渡した後のアフタフォローも楽になります。
参考になればぜひ共有してください。(ちなみに共有ボタンは上で紹介しているAddToAnyです)