非常に安定して静かなNAS、ReadyNAS 102を使用しています。
ReadyNASは日頃のメンテナンス用に2つのツール[デフラグ]と[スクラブ]を備えています。機能を紹介。
デフラグ
デフラグとスクラブはボリュームを選んだあと、チャートの横の歯車をクリックすると選べます。
まずWindows PCでおなじみのデフラグです。
ディスクに細かなデータを書いたり消したりしていくと、しだいにファイルが断片化していきます。ReadyNASのHDDも例外ではありません。
デフラグを実行することで断片化を解消し、効率的にディスクを使うことができるようになります。
3TB x2のRAID 1で1時間ほどかかります。
スクラブ
もう一つはスクラブ。これは全データのエラーチェックです。
すべてのデータは入出力時にパリティチェックをされますが、長時間アクセスがないと知らない間にエラーが発生しファイルが破損することもあるようです。
スクラブは全データのパリティをチェックしなおし、修復可能なものは修復します。
3TBのRAID 1で100時間ぐらいかかります(;´∀`)
0.01%ずつじりじりと進んでいきます・・・
スクラブはNASをまったく使わない期間(旅行中とか)に行うぐらいですね。ちなみにFirmware 6.2からはBit Rotといって、読み書き時にパリティチェックを行う機能もあります。ただしパフォーマンスが低下します。