来るぞ来るぞ来るぞ~!!待ちに待った「Oculus Touch」が!
と、一人で盛り上がってる太田アベル(@LandscapeSketch)です。こんにちは。
「Oculus Touch?なにそれ?」「なんか一人で盛り上がっててKI・MO・I」という人が大多数だと思いますので、まずはその経緯からざっくりと説明します。
Oculus Touchは、Oculusがようやっと”本領発揮”できる、最強のコントローラーなのです!
Oculus vs Vive
当サイトでも何度か特集している、VR(ヴァーチャルリアリティ)システム「Oculus Rift(オキュラスリフト)」。
いわゆる、頭にかぶって現実逃避 仮想現実を楽しむデバイスです。
こちらのレビューにも書いていますが、これがもう、本当に、映像体験のすべてが変わります!ゲームなら自分が主人公そのものに!本当に自分が世界の中に立っているかのような錯覚になります!
試した友人、家族は全員大興奮!まさに未来の映像システムなのです。
このような”本格的”なVRシステムというのはいくつかのメーカーから出ていまして、有名なのは
- Oculus Rift
- htc Vive
- Play Station VR
の3つとなるでしょう。
一番最初に「VR」というのを言い出したのはOculusで、僕は応援の意味も込めて試作品(Oculus Rift DK2など)を購入してきました。Oculusは僕に未来を見せてくれたのです!(急に大げさな)
そんなOculusが、あとから発売したhtc Viveに唯一にして大きく負けている点、それは「空間コントローラーがない」こと。
Oculus Riftは、標準ではXBOX ONEコントローラーが付属し、これで操作します。
しかし、Viveはスティック型のコントローラーが付属し、画面の中を好きにタッチできてしまうのです!
この差は歴然!没入度が全然違いました。空間コントローラーが存在もしていなかったOculusユーザーは、かなり悔しい思いをしてきました。
ついにTouchが発売!
ただOculus側も何も考えていないわけではありません。当然、「空間を触れる」コントローラを開発し続けてきたのです。
それが今回発売となるOculus Touch。(公式サイト)
本来は2015末~2016年の初めには出るという話でしたが、遅れに遅れ、2016/11/21にようやっと予約を開始したのです。本当に待った。マジで待ってた。
待った甲斐あって、その完成度はhtc Viveを一気に抜き去る!と僕は勝手に確信しています。
Viveの大きな弱点とは?
空間コントローラでは先行するhtc Viveですが、実は大きな弱点があります。
1,空間センサーを2つも取り付けなければならない
まずこれ。
センサーは小型のスピーカーぐらいのサイズで、天井付近に間隔をあけて取り付けろというキビシい設定。さらに2つもある!ついでにそれぞれにAC電源をつなげろという、ジャマでしょうがない機材。
みんな本当にこんなの付けてるの?片付けはどうしてるの?と疑問は尽きません。
2,部屋が狭いと行動不可能
さらにこれ。
空間センサーの認識位置の関係から、だいたい2m x 2mぐらいの「何もない空間」が必要なのです。狭い日本の住宅にケンカを売っているとしか思えません。
当たり前のごとく、ウチの小さなアパートではそんな空間は確保できません。つまり買っても遊べないんですね。
3,形はあくまでスティック
最後にこれ。
コントローラはスティック形状なので、空間の中に手があるというよりは、魔法のスティックで触っているという感じなのです。
銃とかスティックを使うゲームならハマるのですが、空間の中の「手」を操作するとなると、かなり違和感があります。ボタンを押すとつかむ、離すと手を開く、というマジックハンドのような操作感。
こんな理由があり、僕はhtc Viveにまったく興味が出ませんでした。とはいえ空き空間の部分はOculus Touchもまだ未知数。届いたらまたレポートします。
Oculus Touchは手になる
そしてわれらがOculus Touch。
まず大きさは手を包むような丸い形。
手を軽く握るように持つようです。(公式ページより)
手の傾きや指の動きすら感知できるとのことで、画面の中を「つまむ」とか、「なぜる」ような操作も可能になりそう!繊細な動きがどれほど反映されるのか、超楽しみです。
そして空間センサー。Oculusには標準で ↓ このようなセンサーが付属しますが、これをもう一つ立てると、コントローラを認識するようです。(本体には1本付属。Touchにも1本付属)
センサーの接続はUSB 1本なので配線もラクラク!コンセントは不要です。テーブルに自立しますから、Viveのようにセンサーを天井に取り付けろとか意味不明な儀式も不要です。片付けも楽!
つまり、Viveのコントローラの不満点が完璧に解消され、より使いやすくなっているのがOculus Touchなのです!買うしかない!というか買った!
お値段は日本円で23,800円(消費税、送料込み)。
納期は12/16~21となりました。
ちなみにこれでOculusにかけたお金は、PC 約25万円、Rift本体 約9万円、Touch 23,800円で合計36万円!!!そしてソフトも買っているので40万を軽く超えている!
宵越しの金は持たねぇ!太田アベルですよろしく。
年末年始に僕と会える人はラッキーですよ~ ^^
Oculus Touchを体験できます!
WTS的まとめ
いや~、本当に待ちましたTouch。マジで早く来い。(→来ました!レビューはこちら)