中間が埋められてフルラインにGeForce GTX 860搭載のノートがマウスコンピュータから発売

コストパフォーマンスの高いPCを販売しているマウスコンピュータ(G-Tune)から、15.6インチでGeForce GTX 860Mを搭載したノートPCが発売されました。

マウスコンピュータブランドからはm-Book T シリーズ

ゲーミングマシン専門のG-TuneブランドからはNEXTGEAR-NOTE i610 シリーズ

という名前になります。どちらもベースグレードは99,800円(税別)からとGeForce 860M搭載マシンとしてはかなりお安い範囲。

ミドルハイクラスのグラフィック性能は必要だが価格を抑えて買いたい、という場合にピッタリの機種です。

フルラインナップ

GeForce GTX 860Mのチップ自体は少し前から販売されていますが、なぜいま新発売となったか、という点に疑問があると思います。

これは特にG-Tuneでのラインナップですが、少し前までの15.6インチクラスにはGTX 850M、GTX 870Mのモデルしかありませんでした。価格を抑えたければ850M、高性能が必要なら870Mの2択になってしまい、微妙な中間がない状態だったのです。

今回の新機種はGTX 860Mのグラフィック性能と10万円を切る価格(税別)で出てきたことで、予算に合わせて柔軟に選べるラインナップが完成したといえるでしょう。

m-Book TとNEXTGEAR i610の違い

価格も同じ、筐体の外観もロゴだけが違うという状態で、ブランド名だけしか違わないように見えるm-Book Tと NEXTGEAR-NOTE i610ですが、よく見るとメモリが違います。

m-Book TはPC3-12800の4GB x 2枚で 8GB

NEXTGEAR-NOTE i610はPC3-12800の8GB x 1枚で8GB

と使用メモリの枚数が違っています。当然4GBx2のほうがデュアルチャネル効果で高速化を図れますが、NEXTGEAR-NOTE i610のほうにはのちのちの拡張性を残したと考えられますね。

最近では8GBのメモリでも十分ではない超ハイスペックゲームも出てきています。まずは8GBで購入し、不足を感じたらさらに8GBを買い足すという使い方を考えているのでしょう。

その他のスペックは以下のとおり。

m-Book T、NEXTGEAR-NOTE i610のベースグレードスペック

マウスコンピュータ m-Book Tの公式サイトはこちら

G-Tune NEXTGEAR i610の公式サイトはこちら