どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。
「最近マウスの動きが重くて手が疲れる」「マウスを動かすとザリザリとした感触がある」こんなことはありませんか?
マウスの裏側にはこのような部分があります。ここを「ソール」と呼びます。
この部分には低摩擦の樹脂が貼り付けられていまして、机と接触してもすべるように作られています。マウスがスッと移動できるのはこの部分のおかげなんですね。
ですが、長くマウスを使っているとソールがだんだんと削れていき、すべらなくなっていきます。そうなると「マウスが重い」と感じるようになります。手首や肩に余分な力が入り、肩こりや腱鞘炎の悪化にもつながります。
今日はこのスベリを改善する道具とテクニックをご紹介します!
ソールはほとんど売っていない
ソールは消耗品であるにもかかわらず、ほとんど単品では売っていません。
単純にソールだけ流通させるのは、コストがかかりすぎてむずかしいのかもしれません。
流通させたとしても2000円にもなったら、新しいマウスが買えちゃいますからね。ソールだけ売っているのは一部の高級マウスだけです。
究極の代用品
ただ、使い慣れたマウスをスベリが悪いというだけで買い換えたくありませんよね。
そういうときはソールを自作してしまいましょう!
この道具を使えばカンタンで、値段もとても安く済みます!
用意するのはこちら
- ニチアス トスベール 30X12mm 18枚入り
(カグスベールの引戸用) - ペーパーパンチ
トスベールは重くなった引き戸(ふすまなど)に貼り付けると、スッゲーすべるようになる便利グッズ。
そして紙にファイル用の穴を開けるペーパーパンチを用意します。
作業開始!
まず作業する前にペーパーパンチのゴミを捨てておきます。今回は穴を開けた部分を使いますので、ゴミが入っていると混ざって見つけにくくなります。
トスベールにパンチで穴を開けていきます。1つに対し4~6個ぐらい開けられると思います。穴がずれて欠けてしまってもまったく問題ありません。
パンチの中から丸くなったトスベールを取り出します。
これをマウスの適当な位置にペタペタと貼っていきます。
トスベールの粘着力はかなり強いので、ソールの上からでも貼り付けられます。なるべく左右均等な位置に貼ると、マウスがガタガタすることを防げます。
これだけで完成!
かなり重量があってスベリが悪いMicrosoft Sculpt Ergonomic Mouseも、 指一本でスイスイ動くように!手首がかなり楽になり、疲れにくくなるはず。
WTS的まとめ
ほんの数百円でマウスが劇的に変わります!マウスが重いな~と思ったらぜひ試してみてください。
古いマウスだけではなく、新しいマウスでもスベリが悪いものがありますので、そういうときはこの作業でだいぶ変わりますよ。