XBOX360のオプションコントローラーとして発売されている「Kinect」
一番の特徴は「手に何も持たずに体の動きで操作する」こと。いままでは非公式にWindowsで動かすことができたが、いよいよ正式な操作デバイスとして登場する。
価格
価格は249ドルとXBOX360用と比べて100ドルも高い。
ドライバやSDKは非公式ながらも無料でダウンロードすることも可能だ。
またKinect for Windows用のSDKは公式サイトより現在ベータ版を入手可能(こちら)
ゲーム用と何が違う?
ではXBOX360用と何が違うのか?
Windows用はゲームより正確で多様な使われ方を考えているようだ。
そのための機能を追加するらしい。
現状わかっている追加機能は「Near Mode」とよばれる近距離認識システム。
XBOX360用はKinectからある程度離れなければ体を認識してくれないが、Near Modeをつかえばより近くでの動きを捉えてくれるのだろう。加えてよりいろいろな場所(病院、工事現場、オフィスなど)で認識精度を高める機能が盛り込まれるようだ。
またWindowsとの正確な通信を確保するUSBドングルが付くかもしれない(これは未定の情報)
楽しみ!
かなり楽しみなデバイスだ。
マイノリティリポートという映画であらゆる操作を全身で行う場面があったが、あれが実現できるかもしれない。
手を触れずに操作できる、というのはいままで存在しないものだった。
Kinect for Windowsが新たなパソコンの使い方を提供してくれるかもしれない。
コメント
[…] 以前のブログでも書いていた、近くのものをより詳細に認識できる「ニアーモード」。最も近い場合で40cmまで認識できるようです。また画像と空間深度を高速に結びつける処理も入って […]