最近CPUとGPUが高性能ながら省電力化しています。そのおかげでゲーミングマシンがどんどん薄型、小型化!これはうれしい現象です。
どうもゲーミングマシン好きの太田アベル(@LandscapeSketch)です。こんにちは。
今日は接地面積は小さいがパワフルという、相反する性能を実現した最新ゲーミングデスクトップ2台を紹介。
ツクモ G-GEAR mini
まずはTukumoから新発売のG-GEAR mini (GI7J-D63/E)。
183(W)x390(D)x300(H)mmという程よい大きさに、最大Core i7-4790K、GeForce GTX 970を搭載可能!
ほとんど使うことのない光学ドライブを廃し、その分空気の通り道を増やしたり、ストレージベイを増やしたりと非常によく考えられた設計。
Core i7-4790 / GeForce GTX 960 / 8GBメモリ / 1TB HDDで127,800円(税別)からと、入手しやすい価格も見どころ。
ぼくが選択するなら、まずオプションCPUクーラーの静音ファンは欲しいですね。GPUはGeForce GTX 970は外せません。
こだわりたいのは電源ユニット。標準では80PLUS BRONZE 500Wとなっていますが、GOLD 650Wにすれば、熱も下がりHDDの拡張にも余裕ができます。
結果、Core i7-4790 / GeForce GTX 970 / 8GBメモリ / 1TB / 静音ファン / CORSAIR製 CS650Mを選択して131,800円(税別)となりました。静かでパワフルなマシンになりそう!
ドスパラ GALLERIA SF S9
つづいてドスパラ。カスタムマシンといえばここです。
新型S9シリーズは、幅わずか10cmのブックサイズ・デスクトップ。この小さな筐体に最大Core i7-4790K、GeForce GTX 970を搭載可能!
いやいや、無理くね?と思わず言いたくなるところですが、そこはドスパラ。的確な位置に開けられた大きな空冷ダクトで冷却性は十分に確保。この薄さにGeForceを詰め込んだ上で「静音」をうたっています。
Core i7-4790 / GeForce GTX 970 / 8GB メモリ / 2TB HDD を搭載したGALLERIA SFは164,980円(税別)から、Core i5-4590 / GeForce GTX 750 Ti / 4GBメモリ / 500GB HDDを搭載したGALLERIA SSは99,980円(税別)から。
GALLERIA SSは価格が魅力ですが、メモリが4GBとちょっと苦しく、500GB HDDも微妙に余裕が無い。最近のハイスペックゲームは10GB、20GBを平気で消費することを考えると1TBは備えておきたいところ。ついでに言うとGTA Vは65GBも消費します。アホか。(;´∀`)
さらに細かな点ですが、電源ユニットがSSは80PLUS BRONZE、SFは80PLUS GOLDを積んでいます。熱の発生量がぜんぜん違いますのでできればGOLDをオススメしたい。
購入後の電源ユニット交換はかなり苦労しますので、熱を気にするならSFを選びたい。美しいがギッチギチの配線に手を突っ込むのは、けっこう大変ですよ。(下写真)
GALLERIA SFはかなり良いバランスなので吊るし(デフォルト設定)で買うのもアリです。
ただ、2015年現在のゲームではCore i7の8スレッドを使い切るようなものはほぼありませんので、GALLERIA SFのCPUを、Core i5-4690に落として157,000円(税別)にするのも買いやすいかと。
スレッド数は半減しますが1コアあたりのクロックはほぼ同じなので、体感速度はそんなに変わらないと思います。
WTS的まとめ
机の面積に制限があるが、高性能ゲーミングマシンがほしい!というムチャな希望も叶えてくれる2台です。あと資金的に余裕があれば、システムドライブにSSDは選択したいですね。快適さがぜんぜん違います。