ホームページの転送や大型ファイルの転送に欠かせない「FTP」
さまざまなFTP用ソフトがありますが、今回は無料で高機能な「FileZilla」を紹介します。
オーソドックスな操作感
起動するとまず非常にオーソドックスな画面だな、と感じるはずです。
左側にはローカルのファイル一覧
右側にはリモート(サーバー)側のファイル一覧が並びます。
サイトの登録もカンタン
FTPのサーバー登録も見たまんまです。
しかしSFTPやTSLなどの最新の暗号化にも対応しており、非常に高機能です。
安全性も重視
個人情報を完全に消したりするメニュー「個人情報のクリア」などがあり、安全性も十分です。
きめ細かなファイルフィルターがうれしい
FileZillaには「ファイルフィルター」というファイルをきめ細かく表示・非表示させる機能があります。
ホームページを作っていると「temp_***.png」とか「test-a.jpg」などという一時的なファイルを作りがちです。またNetBeansなどを使ったプロジェクトでは「nbproject」というフォルダが自動的に生成されます。
上の例では「.git」「__sozai」「nbproject」というフォルダが余分なフォルダです。
しかし作業には必要ですので全部消すわけにはいきません。
アップロード時に
こんな風にCtrlキーでいちいち選択するのは非常に面倒です。
そこでファイルフィルター!
上のようなフィルターを作成します。
指定した単語に合致したものを表示しないという設定です。
有効にすると・・・(Myなんて適当な名前ですが)
見事!余分なファイルが見えなくなりました。
アップロードが非常に楽になります。
高機能なブックマーク機能
ローカル、リモート側の状態を「ブックマーク」することができます。
いつも開くこのフォルダ。
ローカルのフォルダをたどって、リモートフォルダをたどって・・・
面倒ですよね。
そこでブックマークに追加。
次回接続して、ブックマークを選べば・・・
一気にローカル、リモートが開きます!
さらに
ブックマークの管理から「同期ブラウズを有効化」にすると、
片方のフォルダを動かすと、もう片方も同じ動きをしてくれます!
これでファイルのみ比べが非常にカンタンになりますね。
まとめ
高機能で無料のFTPソフト。まだまだ進化しています。
Mac、Windows、Linuxで同じく使えますので、いくつものOSを使っている人にもオススメです。
ダウンロードの際は、通常は「Client」をダウンロードしてください。