Delphi2009 JCL JVCLインストール その3

Delphi2009でうまくインストールできないJCL、JVCLの話題その3です。(まだやってたのか)

前回までで日本語名ユーザーで、管理者権限がないとダメという結論が出ましたが、日本語名のユーザーでもインストールできたという情報があり、再度深く確認しました。

 

答えは「%TEMP%に2バイト文字が入っているとダメ、管理者権限がないとダメ」になりました。

環境変数はマイコンピューターを右クリックし、プロパティを選択。詳細設定タブにある「環境変数」をクリックすると出てきます。

 

実はこの環境変数、上がユーザー専用、下がシステム全体です。この上の段のTEMPが重要でした。考えてみれば当たり前で、システム変数はユーザー変数で上書きされるのでこちらを直さないといけないのです。

 

上の段のTEMPをダブルクリックすると、

%USERPROFILE%\Local Settings\Temp

となると思います。

 

これだと、たとえば日本太郎というユーザーなら

C:\Documents and Settings\日本太郎\temp

となります。

これがインストール失敗の原因になります。

このフォルダを強制的に設定します。
(たとえばC:\Windows\temp)にします。

 

すると・・・インストールできました!

これでなぜ日本語名のユーザーでできる、できないが出るのか確認できました。