先日AppleのePub作成ソフト「iBooks Author」を紹介(記事へリンク)しました。非常に優れた操作性で美しいレイアウトの電子書籍を作ることができます。
ただ、iBooks Authorにはわれわれ日本人には非常に重要な機能が欠けています。
縦書き
iBooks Authorにかけている最大の機能。
それは「縦書き」です。
日本の文化でもある縦書きは教科書から漫画までまだまだ多く使われています。
しかし実はコンピューターとしては非常に扱いにくい機能でもあるのです。
コンピューターを使う大半の人は横書き文化の人なので、日本人にだけ合わせた、しかも手間のかかる機能を大手はなかなか作ってはくれないのです。
ePub3の良さを完全に引き出す「一太郎」
そんななか、大昔から「日本語ワープロ」として育ってきた一太郎 が、今回の「2012 承」発売にあたりePub対応を前面に出してきました。(詳細ページはこちら )
ePub(イーパブ)とはいわゆる電子書籍の形式の名前です。(ePubについての詳しい内容はWikiPediaにて)
最近正式公開となったePub 3.0ではこれまで正式にはサポートされていなかった日本の独自形式「右開き本」「ルビ(ふりがな)」そして「縦書き」などが正式サポートとなりました。
ただ、それを全部使用できるソフトはほとんど見当たりませんし、上記のような理由からこれからも増える可能性は低いでしょう。
そこで一太郎です。
日本語の文字組みに関してはかなりうるさい私ですが、一太郎の文書の美しさは非常に高いレベルだと感じています。
さすがに育ててきた年数が違だけあります。
日本語ePubの最有力ソフトになるか
パソコンに付属することが多いMicrosoft Wordに押されて、いまいちユーザーが増えない一太郎。
電子書籍の時代に再び脚光を浴びそうな予感がします。
日本語を美しくレイアウトできるソフトを作ることは、一朝一夕には無理です。
ましてや英語圏の人にそうそう作れるとは思えません。
一太郎が「日本語」電子書籍作成ソフトとしてトップになるかもしれません。
うつくしいテンプレートも付属
まだ発売前なので詳しい内容は不明ですが、そのまま使えるうつくしいテンプレートも多く付いてくるようです。
操作感は一太郎2011まで非常に軽く便利でしたので2012もきっと良いことでしょう。
2012年2月10日の発売が待ち遠しいですね!
2月6日までに予約 すれば「一太郎 承」のロゴが入った高級ハンドタオル「今治タオル」がもれなく!もらえます。
ついでにポイントも2~3倍ですよ!
2月10日登場の「優待ダウンロード版 」ならなんと¥7,770から
コメント
[…] 先日のブログでも紹介したePub3の縦書き、ルビ、右開きに対応した新しい時代の「一太郎 2012 承」が2月10日いよいよ発売です! […]
[…] 以前からお伝えしているePubへの対応、全体的な使いごこち、プリントや出版の出力などをだんだんとお伝えしていきます! […]