え?仮想化OSをNASで駆動できる?なんだこれは

QNAPの最新NASがかなりおもしろいことになっています。

新発売のTS-453miniなんですが、単なる4ベイのNASかとおもいきや、仮想OSも駆動できるらしい!

本当ならベアメタル仮想サーバじゃん。

TS-453mini

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まずお値段ですが、いち早く販売開始したたark99,800円と、NASとしてはけっこう高め。ですがスペックもしっかり高め。

  • クアッドコアCeleron (2.00Ghz J1900かな?)
  • 2GBメモリ(拡張スロット1あり、最大8GB)
  • 1000Base-T x2
  • USB3.0 x3
  • USB 2.0×2
  • HDMI x1

と装備はほぼ小型サーバー。

HDDを縦型に収めることでかなり省スペースなのも特長。

仮想化

そしてぼくが惹かれたのはこれ。仮想化

VT-xが使用できるCeleronなので、ついでにOS仮想化もやっちゃうよ、と。これ、まともに動くならサーバーマシンすら要らないぞ!

現状自宅には、ReadyNASとZotac CI320のWin 8をサーバーとして動かしていますが、TS-453miniひとつにまとめられたらうれしい。

ReadyNAS102は通常動作31W、スタンバイ1W、TS453miniは通常動作30.23W、スタンバイ1Wとほぼ同じ。もちろんHDDが2台 vs 4台なので動作時は違うでしょうが、激しく電気を食うことはなさそう。

 

Celeronなので速度の限界は見えていますが、データ集め程度のサーバーならまったく問題ないでしょう。メモリも8GBまで拡張できるので期待できそう。


(画像はQNAPより)

HD動画も変換

さらにこれ、HD動画もNASで変換

NASに入れて指定をかけておくだけでHD動画をスマホ用とかにコンバートしてくれるという、なんという便利機能。

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WTS的まとめ

###WTS的まとめ

なかなかすごそうです、TS-453mini

新発売で価格的に手が出しづらいですが、7~8万円台なら買いたいですね。

サーバー機、NASと分けて考える必要すらなくなります。もともとがNASだから、Windowsサーバーを立ててファイル共有するより手軽でわかりやすいし。