FuelPHPもVer1.2になり、活気づいてきました!
ようやっと解説本が登場です。
まだまだ無名
私は現在、Web開発はメインのフレームワークにCodeIgniterを使用しています。
非常に高速、柔軟で、規約が少ないためちょっとしたアプリケーションを作るのには重宝します。
ただ重量級のCakePHPと比べたりすると「自動ORマッパーが欲しい」とか、「標準でHMVC環境が欲しい」という欲が出てきます。
そんなCodeIgniterのかゆいところに手が届くフレームワークがFuelPHPです。
解説が少ない
まだまだ解説が少ないのが欠点です。
専門の解説本としても今回がたぶん初めて?(未確認)
Webでも散漫な情報しかない状態です。
FuelPHP入門 の登場はありがたいです。
特徴
CodeIginterとFuelPHPの大きな違いを書いてみます。
FuelPHP |
CodeIgniter |
|
ORマッパー |
○ |
× |
標準のHMVC構造 |
○ |
× |
PHP最低バージョン |
5.3 |
5.1.6 |
コマンドによるファイル生成、構造変更 |
○ |
× |
ライセンス |
MIT |
Open Software License 3.0 |
特に大きいのがPHPバージョン。
FuelPHPは5.2以前をばっさり切ってしまうことで最新のPHP構文を使え、柔軟で高速になっています。
しかし5.2以前しか動かないサーバーではまったく動かせません。
FuelPHPの「Oil」コマンドは非常に便利です。
ORマッピングしながらのファイル生成、構造変更はだいぶ手数を減らしてくれます。
CodeIgniterは最近ライセンスの問題でもゆれています。(自由なソフトには変わりはないのですが、やはり商用で使うとなるとその制限が気になるものです)
FuelPHPはかなりゆるいMITライセンス。
どちらが気軽か?といわれれば私はFuelPHPですね。
FuelPHPも勉強しようと思うこのごろです。