Windows10になるVT-xの扱いなどが結構変わるようです。一番影響を受ける仮想化ソフトで問題が出ることがあります。
今日はVirtualBox + Windows 10 + Vagrantでエラーが起こったので対処しました。
エラー
エラーは VT-x is not available. (VERR_VMX_NO_VMX) というもの。今まで正常に動いていたBOXや、新規BOXが突如このエラーを吐いて起動しなくなりました。
環境は
- Windows 10 Pro
- VirtualBox (5.1.6)
- Vagrant
調べたところ、
- BIOSでVT-xを無効化する
- VirtualBoxにパッチを当てる
- Vagrantの設定ファイルをいじる
- ネットワークカードの設定をいじる
- VirtualBoxの過去のバージョンにもどす
などの対処法が見つかりましたが、全滅。いっこうに立ち上げができません。
最終的に次のページを見つけました。
[Fix] “VT-x is not available. (VERR_VMX_NO_VMX)” in VirtualBox
このページの前半はBIOSでの無効化ですが、ここは飛ばしてOK。重要なのはSolution 2の「Disable Hyper-V virtualization」。これで行けた。
コンパネ > プログラム > プログラムと機能 > Windowsの機能の有効化または無効化
を開くと、Hyper-Vの設定があります。ここのチェックを外して、Hyper-Vを無効化します。
一応Windowsを再起動して試したところ、動きました!\( ‘ω’)/
もしHyper-Vを特に使っていなくてVagrantが動かない場合はお試しあれ。