HPから新しい17インチクラス大型ノートが新発売です。
シックなアルミヘアラインの外装、基本を押さえたスペックがイイ感じ!
Core i3-2450M搭載で49,350円から
激安CPUじゃない
だいぶ値段が安くなってきた17インチノート。
先日紹介したSony Vaioの17.3インチノートも48,800円からと非常にお手ごろ。
ただ、今回のHPの4730s/CTはCPUが良い!
Vaio E(VPCEJ3AJ)は安さを出すためにCPUはPentium B960を採用しています。
インターネットやOfficeソフトを使うのならそんなに問題はありませんが、少し重い画像処理をしたり、写真の整頓をしたりする速度はやはり不満が出るでしょう。
先日の記事でもCore i3がたった2,000円(キャンペーン価格)で搭載できるため、そちらをオススメしていました。
しかし今回の4730s/CT、49,350円という価格で最初からCore i3-2350Mを搭載しています。
これはうれしいですね。
Pentium B960、Core i3の体感速度
Pentium B960、Core i3を先日比べる機会ががありました。(Pentium B960は一体型デスクトップ)
Pentium B960はWindows起動時から少々もっさりした感じを受けます。またデザインに凝った動きの多いホームページでは少しカクつく場面もありました。(Flashでのゲームなど)
でもそれはCore i3を同時に触っているから気づく程度であって、Pentium B960の機種のみを使っていたらわからないでしょう。
しかし使って慣れていけばそのうち「遅いな」と感じ始めると思います。
グラフィック能力の大きな違い
今回は特に17.3インチのノート。
大きな画面でスムーズに動かすにはグラフィック能力が必要です。
この点もPentium B960は不利です。
- Pentium B960 インテルHDグラフィックス
- Core i3-2350M インテルHDグラフィックス 3000
Core i3以上に搭載しているインテルHDグラフィックス 3000は基本能力がまったく違います。
“ノーマル”のインテルHDグラフィックスと比べて以下の点が上回ります。
Core i3-2350M |
Pentium B960 |
|
最大動作周波数 |
1.5GHz |
1.1GHz |
インテル Quick Sync Video |
○ |
× |
インテル InTru 3D テクノロジー |
○ |
× |
インテル Insider |
○ |
× |
インテル ワイヤレス・ディスプレイ |
○ |
× |
インテル クリアー・ビデオ HD テクノロジー |
○ |
× |
上の表でわかるのは「Core i3は3D能力の高く、ビデオをスムーズに再生する能力がある」ことです。
とくにブルーレイをこのノートで再生する場面などには、Core i3のスムーズさがはっきりとわかるでしょう。
Core i3は必須
17インチノートではCore i3は最低限と断言します。
今回のHP 4730s/CTに関しては標準で搭載しているのは非常にうれしいポイントです。
最近の安いノートはほとんどがPentium、もしくはさらに遅いCeleronを搭載しています。
買うときには安くていいのですがすぐに遅さを感じることになるでしょう。
先に紹介しているVaioもプラス2,000円(キャンペーン価格)で搭載可能です。でもVaioのほうは50,000円の大台に乗ってしまうのがちょっと微妙!?
ということでCore i3標準で50,000円を切る HP ProBook 4730s/CT オススメです!
ただし注意!
ただし1点注意があります。
この49,350円の状態では光ドライブ(DVD、ブルーレイドライブなど)がまったく付いていません。
必要な人も多いでしょうからご注意を。