Macの仮想化ソフトといえばVMware Fusion。当サイトでもかなりの数のレビューを行っています。
参照記事
VMware Fusion5 / Parallels 8 / VirtualBox4.1 [Mac仮想化ソフト対決 2012]
Mac用仮想PCソフト対決! VMware Parallels VirtualBox
MacのBootCampはVMware Fusion・Parallelsと比較し、パフォーマンスはどれだけ違うのか?
最新MacBook Airと仮想Windows 7はどれだけ速いのか?
Parallels + Macbook Air(Late 2010)で3DMarkをベンチしてみた
ライセンスの柔軟さ、仮想マシンの安定度などからVMware Fusionは選ばれています。
およそ1年ぶりとなるバージョン6が発売されました。
今回もグラフィック能力を中心にテストしていきたいと思います。
今回から販売サイトが米国サイトに一本化
一番大きなトピックはソフトではなく販売方法。
英語と日本語が入り交じっている公式サイト
長年日本で代理店をされてきたact2社ではVMware Fusionの取り扱いが終了となり、米国サイトに一本化されました。
VMWare Japan 公式サイト
購入画面などがまだ完全に日本語ではなく、購入者にやさしくないサイトです。私も購入方法で多少迷うところがありましたので後日解説を加えたいと思います。(現在は完全日本語化され、購入しやすくなりました)
2013.12.05追記:VMware公式サイトでのVMware Fusion購入手順を解説しました。
VMware Fusion 6のグラフィック能力は上がるのか?
ゲーマー高度な3Dソフトを扱う人間としては気になるのはやはりグラフィック周り。
「グラフィックに強い」と言われるもう一つの仮想化ソフトParallelsは、最近のバージョンアップではあまりグラフィック能力は上がりませんでした。
VMware Fusionも4から5で大幅な速度アップをしましたので、これ以上は無理っぽいなという気もしています。
さてどんな結果になるでしょうか?
Macのスペック
前回、前々回ではiMac(Early2008)を使ってきましたが、今回からはMacBook Air(Early 2012 CTO)を使用します。
MacBook Air(Early 2012)
| 項目 | スペック |
|---|---|
| CPU | Core-i7 2GHz (2コア 4スレッド) |
| メモリ | 8GB |
| グラフィック | Intel HD Graphics 4000 512MB |
| ディスプレイ | 1440 x 900 |
| OS | OS X 10.8.4 |
仮想PCのスペック
| 項目 | 割り当てスペック |
|---|---|
| CPU | 2コア |
| メモリ | 3GB |
| OS | Windows7 64bit |
| グラフィックメモリ | 1GB |
| 解像度 | 1024 x 768 |
ベンチマークソフト
3DMark 06(DirectX 9)
MacBook Airの処理速度がほとんど追い付かず数値がまともに出ないため、少し古い3DMark 06を使用致します。
ではまず前バージョンのVMware Fusion 5から計測してみましょう。
VMware Fusion 5 ベンチマーク









| 項目 | スコア |
|---|---|
| 3DMark Score | 3449 |
| SM2.0 Score | 1375 |
| HDR/SM3.0 Score | 1110 |
| CPU Score | 3707 |
半年前に計測したものとそんなに変化はない感じです。
では次に新発売のVMware Fusion 6のベンチマークです。
VMware Fusion 6 ベンチマーク
続いて今回発売されたVMware Fusion 6のベンチマークです。









あまりバージョン5と大差ない動きに感じます。
処理が遅くなる場所、CPU計測でもVMware Fusion 5と大きな差は体感できません。
結果は・・・

| 項目 | スコア |
|---|---|
| 3DMark Score | 3672 |
| SM2.0 Score | 1324 |
| HDR/SM3.0 Score | 1436 |
| CPU Score | 2312 |
かろうじてVMware Fusion 5を上回りましたが、描画速度に対してはそれほど大きな速度アップは感じません。2回ベンチマークを完了しましたが、数値も大差なく終わりました。
VMware Fusion 6は新しいMacのために
今回のテスト機材(MacBook Air 2012)ではバージョン5、6で大きな差は出ませんでした。
ただ、VMware Fusion 6を購入する理由はもうひとつあります。それは今年後半に予定されているOS X 10.9 Mavericksへの対応 です。
OS X 10.9 Marveicksではメモリ、CPU、GPU周りに新しい技術を取り入れると発表されており、表面上に見えない部分でのOS強化がされる感じです。
VMware Fusionも次期OS Xを視野に入れたバージョン調整がされているようで、Mavericksになってからさらなる能力を発揮するソフトなのかもしれません。
WTS的まとめ
総じてわかりやすく、システムの安定性が高いことがVMware Fusionの特徴。今回も正当な進化 として継承されています。
ライセンスは今回もゆるめで、1本購入につき3台までのマシンにインストールできます。(ただし同一人物所有のMacに限る)
ただ、グラフィックに関しては大きな差はありません。
グラフィック機能のパワーアップだけを目指しているのなら、バージョンアップはMarvericksが出てからでもいいのかも知れません。グラフィック能力のみを目指すのなら、今回もかなり良い数字をたたき出しているParallelsに乗り換えるという手もあります。
もちろん、Mavericksへの対応を視野に入れて早めに用意していきたい人は買うのは「今でしょ!」です。






