Meta Quest 3の社外ストラップを試す!純正の半額なのにフィット感は上々!購入レビュー

★ 当レビューの商品は筆者が自己購入したものです。

先日Meta Quest 3を購入しました!ファースト・インプレッションはこちらです。

さて、Quest 2に続いてQuest 3も、純正のストラップ(頭に固定するバンド)はゴムバンド。Quest 2よりは少し厚くなって頂点部分がY字になったので固定力はアップしましたが、それでもパッとかぶってサッと固定・・・というわけにはいきません。

標準バンドはやっぱりこれ

まず後ろ側のバンドと広げ、伸ばしてからかぶり、ちょうど良いところまで締めていきます。ですが頭の後ろなので締めるのもなかなかうまくいかず、キツすぎたりブカブカになったりと、慣れるまで大変!

トップがY字になったので、固定力はあがっているが・・・

 

そんな不便を解消した純正の「Elite ストラップ」が販売されていますが、お値段が1万円以上とめっちゃ高い!!

Meta純正 Eliteストラップ

快適さはほしいけれど、交換パーツにそんなに出せないでしょ。ただでさえ本体が高くなったというのに。

 

ということで、お手ごろな社外品がいくつか登場していますので、試しに購入してみました!購入したのは「ZYBER Meta Quest 3用 Elite ストラップ」。

お値段は純正の半額ほどとなる4,980円!安くはないですが、この価格なら納得できます。(記事執筆時点でさらに5% OFFクーポンが出ていました。)

頭頂部には厚手のクッション、調節しやすいダイヤルを備えて、色合いも整えてありなかなかグッド!

さっそく詳細をレビュー!

箱は純正のような色使い

さて届きました。

白い箱に淡い色のグラーデションで、純正品のような色使い。

左Meta Quest 3純正箱、右ZYBER VR Elite Strap箱

 

 

内容物のチェック。

 

ストラップ本体、日本語表記もある組み立てマニュアル、クリーニングクロスが入っていました。

 

頭頂部のベルトは2cmほどの厚さがあるクッション。やわらかいです。合皮のようなしっとりとした素材で包まれており、高級感があります。

2cmほどの厚いクッション

やわらかい

 

後頭部部分は頭を包むような大きめの円形。

表面はシリコンぽい感じで、そんなにすべりません。

組み立ててみる

組み立ててみましょう!

ストラップ本体です。

ストラップ本体

 

後ろ側に左右が確認できるラベルが付いています。

左右確認のためのラベル

 

後頭部部分を差し込みます。写真では見づらいですがプラ部分にもL / Rの表記があります。間違えないようにしましょう。

比較的細いパーツなので、まっすぐ入れるようにします。斜めに入れると折れるかもかもしれません。グッと力を入れると、カチッとした手応えがあります。

 

完成すると間接のようになり、頭のカタチに合わせて角度がつけられます。フィット感が良さそうです。

取り付けたところ。頭のカタチにあわせて、少し上下に動く

 

この状態になります。

ちなみに後頭部のシールはきれいにはがせました。

後頭部のシールはきれいにはがれる

 

次にMeta Quest 3側のフェイスクッション、ストラップを外します。

サイドの部分は横にひねるように外します。パカッとはずれます。最初はけっこう固いので緊張します。

 

次にフェイスクッションをはずします。

写真では撮影のために片手で持っていますが、実際は両手で持って、均等にまっすぐ引き抜いてください。斜めに引き抜くと細いステーが折れる可能性があります。

こちらもけっこう力がいります。

本来は両手で持って引き抜きます。

可能な限りまっすぐに引き抜きましょう

 

頭の部分のベルトを引き抜きますが・・・

 

ベルクロ(マジックテープ)の部分がかなり抜けにくいです。無理に引っぱるとベルクロ部分がはがれてしまいそうな雰囲気。

 

片手で引っぱりつつ、もう片方の手でつまんで押し込むようにするとラクに外せました。

 

次にZYBERのEliteストラップを取り付けていきます。

頭頂部のベルトを差し込みます。まずは押し込みますが、すんなりは入っていきません。

 

ちょっとだけ先端が見えたらすかさずつかまえて、グッとひっぱります!(つかまえるまで5回ぐらいやり直しました😅)

 

ようやっと引き出せました。

 

耳の部分を取り付けます。

後部を引っかけるようにし、前に向かってはめ込むとすんなりはまりました。

先の後部側をひっかける

前側をカチッというまではめこむ

 

完成しました!

頭頂部のベルトの差しこみが一番苦労しました。それでも10分ほどの作業です。Questが初めての人は、耳の部分の取り外しがかたくて怖いかもしれません。

ホワイトの色合いも純正に良く合っており、一体感がありますね。

完成!

 

装着してみる!

ベルトのしまり具合は後頭部のダイヤルを回せば、一瞬でぴったりとフィットします。

純正のゴムベルトとは大きく違います。複数人で試すときも装着時間が短くて済みます。

調節ダイヤル

回すだけでミリ単位で締め付けが調節できる

 

長さは意外に大きく変わります。

頭の大きな人から、小学生ぐらいまで、自在に変化できます。小学1年生の娘でもぴったりとかぶることができました。

 

後頭部の当たりもとてもフィットします。手で頭を支えているような感じで、ラクですね!

もちろん頭の上のクッションもやわらかくていいですね。長時間プレイでも痛くなりにくいと思います。

 

ベルトは途中の関節でこのように曲がり、頭から取り外さなくてもQuest 3をはね上げることができます。

ただ、メガネを付けているとメガネが引っぱられるので、あまり活用はできないかも知れません。

途中の関節部分で曲がる

 

やはりうれしいのは、頭を動かしてもあまりズレないこと。

VRですから360度を見回せるのがあたりまえ。しかし標準のゴムバンドでは、顔をサッと動かすとレンズの焦点がずれて映像がボケるし、下を向くとQuest 3がずり落ちそうになります。純正品はQuest 3を片手で支えなければならないときもあり、ゲームに集中できません。

もちろん純正品でピッタリの人もいるでしょうが、僕は何回やってもキツイかユルいかのどちらかでした。純正Eliteストラップを買わせるために、わざとそういう設計なのかも知れません。(笑)

 

ZYBER Meta Quest 3用 Elite ストラップはしっかりとフィットしてくれ、キツくもゆるくもない位置でピタッと締めることができます

FPSなど激しめのゲームもプレイしてみましたが、上下左右に頭を振っても、しっかりと焦点が合い続けます。ということはほぼズレないということです。

いい感じです!

髪の毛がひっぱられる?

ちなみにAmazonのレビューには「髪の毛がはさまる」という意見がありました。

僕はそれほど髪は長くないのでどこにも引っかかりませんでしたが、長い人は横の関節部分にはさまってしまうのかもしれません。確かに内側にもスリットがありますね。

関節部分の拡大

関節のないタイプも出ているので、髪が長い方はそちらも検討されてください。

WTS的まとめ

とてもフィット感の高い社外ストラップです!

純正のゴムベルトは調節が大変でした。一人使うならいいかもしれませんが、複数人で体験するときは、一人ずつの調節だけで時間がかかります。

頭頂部のベルクロと、後頭部のダイヤルでさっとフィットできますので、装着も取り外しもラク!これで純正の半額なら納得できますね。

おすすめできます!

 

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