ThinkPad X280とThinkPad X1 Carbon比較!大きさによる使い勝手はどう違うのか?

どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。

先日、小型・軽量のThinkPad X280をレビューしました。

最強の機動力を備えた最小ThinkPad X280レビュー!クーポンで10万円切りのモデルも
どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。 今日はThinkPadシリーズで最小クラスとなるThinkPad X280をレビューしていきます! ...

ThinkPad X280ThinkPadでは最小クラスで、カバンにすばやく放り込んでどこでもフルスペックで使える、というコンセプトです。

 

そしてもう一つ、高機動を謳うThinkPad、ThinkPad X1 Carbonがあります。

届いたぞThinkPad X1 Carbon 2017!キーワードは”凝縮”だった!開封の魏とファーストインプレッション
どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。 ThinkPad X1 Carbon (2017 / 5th Gen)を注文して、1か月いろいろあり...
ThinkPad X1 Carbon 2017で新搭載のIRカメラを使ってみる!顔認識の精度は?
どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。 先日到着したThinkPad X1 Carbon (2017 / 5th Gen)。ファーストインプ...
Windows?Mac?どっちがいい?ThinkPad X1 CarbonとMacBook Proを無理やり比較!
どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。 以前MacBook("12)とVaio 11を比較するという無謀なレビューをしていましたが、今回は「...

 

僕が今メインモバイルマシンとしているノートでもあります。軽量で頑丈なカーボン素材を使用することで、1.5インチも大きな14インチモニタを備えながら重量は1.14kgと、ほとんどX280と変わりありません。

 

ThinkPadを仕事でガンガン使いたい!と考えたとき、この2台を比較検討する人はかなり多いのではないでしょうか。

 

とにかく最小面積を目指すか、多少大きくても14インチの広い画面を取るか・・・

 

非常に悩ましいところ。

ということで、この「大きさと使い勝手」という部分を比較して、どんな点で選ぶべきかをお伝えしていこうかと考えました。

さっそくレビューしていきましょう!

記事中の商品/サービス

ディスプレイサイズと面積

まずは大きく違うのはディスプレイサイズです。

ThinkPad X280 ThinkPad X1 Carbon
12.5インチ 14.0インチ

12.5インチと14インチ、数字としてはわずか1.5インチの差となりますが、実物を手に取ると意外に大きな差を感じます。

 

12.5インチというのは実用的でありかつ最小を目指すなかで、最良のバランスだと感じます。10インチ、11インチというのは「文字が読めるかな」と不安になってくる大きさ、13.3インチでは「小さいと思ったから買ったのに、そんなに小さくないな・・・」と感じます。

そこで中間である12.5インチそれほど小さくも感じず、大きくもない。ビジネスパソコンとしてかなりイイトコロを突いた大きさです。

 

対して14インチを備えるThinkPad X1 Carbon。

14インチは複数ウィンドウを並べて見る場合、明らかな広さを感じます。さらにオプションでWQHDの高解像度を選べる点もポイント。

 

では本体サイズも大きく違うかというと、実は高さ、幅ともに1~2cmほどの違いしかありません。

 

これはディスプレイの周りの枠(ベゼル 下記写真)をご覧いただけるとわかりますが、ThinkPad X1 Carbonのほうがかなり細い枠だと気づくと思います。

以前はThinkPad X1 Carbonのベゼルも太かったため、大きさには3~4cmの差がありましたが、現状ではそれほど大きな差はない、という点は覚えておいてもいいでしょう。

 

この先のバージョンでX280のベゼルが細くなれば、以前のように3cm以上の大きな差が出てくると思います。

とはいえ、この1cmの差が、

  • カバンにすんなり入る
  • 押し込むようになんとか入る

と、使い勝手を大きく分ける場合があります。毎回押し込むような使い方では、ビジネスで毎日使う場合、無意識のストレスになりかねません。

「大きさが同じぐらいで14インチなら圧勝じゃん!」と安易にThinkPad X1 Carbonを選ぶのは禁物です。持ち運ぶためのカバンなども含めて、確かめる必要があるでしょう。

画面オプションにも注意

画面オプションはThinkPad X1 Carbonのほうがかなり充実しています。

ThinkPad X280 ThinkPad X1 Carbon (6th Gen)
  • ノングレア フルHD
  • ノングレア フルHD
  • ノングレア WQHD
  • ハーフグレア WQHD HDR

ThinkPad X280は、FULL HD (1920×1080)の画面サイズのみとなります。

対してThinkPad X1 Carbonは、FULL HD もしくは WQHDの高解像度ディスプレイや、半グレアパネルの明るいHDR 500nitディスプレイなど、表示に関してのオプションが充実している点にも注目です。

デザインや写真編集などに使おうと考えた場合、ThinkPad X1 Carbonのほうが有力候補になります。ワークステーション的な扱いですね。

僕はデザイン作業をするため精細な画面は必須です。ただ、4Kでは特定アプリの文字がとても小さくなってしまうため、WQHDがベストなのです。WQHDに慣れるとFULL HDは細い線がザラッとして見えてしまうほど違いがあります。

Adobe LightroomやIllustratorをThinkPad X1 Carbonで使用し、ゼロからデザインを仕上げ、そのまま入稿までやってしまうことも多々あります。色の信頼感は高いです。

 

ThinkPad X280はビジネスでストレスのない表示、と割り切っていると感じます。とはいえフルHDなら文字は美しく、読みやすいので心配はありません。

むしろこの小ささでWQHDオプションがあったとしても、人間の目には違いがほぼ分からないので、大きな意味はないでしょう。

厚さ

厚さも現時点では、両者ほとんど差がありません。

ThinkPad X280 ThinkPad X1 Carbon
17.4mm 15.95mm

 

ものすごい薄さはThinkPad X1 Carbonの専売特許でしたが、X280の世代からグッと薄くなり、差は数ミリ。ギリギリCarbonが勝っている状態です。持った感じでは全くわからないほどです。

上 X280 / 下 X1 Carbon

 

薄くてもどちらもガッシリとした丈夫さを感じられ、ペナペナ、ギシギシとした弱い部分はどこにもありません。

公式テストでも荷重100kgレベルに耐え人間がまるごと乗っても壊れない様子が公開されています。すし詰めの通勤ラッシュでも、大切なデータを守り抜きます。

 

持った感じはX280の方が小ぶりでバランスが良く、持ちやすいと感じます。

キーボード

どちらも十分に使いやすいキーボードを備えます。

ThinkPad X1 Carbon

ThinkPad X280

 

キー配列は自然で、キーの大きさ、形状、押し下げの力と反発力などなど、すべてが計算しつくされ、ノートパソコンとしてトップクラスの使い勝手だと感じます。

ThinkPadから他のノートに移ると「あれ?うまく打てないぞ?」と感じることが多々あります。逆に、デスクトップのキーボードからThinkPadに移っても、そんなに違和感は感じません。デスクトップレベルの使い勝手をノートで実現してしまっているのです。

これはかなりすごいことだ、という点を強調しておきます。

 

一つ一つのキーの大きさは、わずかにX280のほうが小さくなります。(写真の撮り方が違い、同じぐらいの寸法になりませんでした。すみません。手の大きさとキーの大きさを比べてみてください。)

X280はEnterキーの近くや、下段のキーが少し縦長になっている点にも注目してください。X1 Carbonはどのキーもほぼ正方形です。

ThinkPad X280

ThinkPad X1 Carbon

面積の広いThinkPad X1 Carbonを使ってからX280を触るとなんとなく小ささを感じますが、常にX280を使っていれば何も感じないでしょう。単なる慣れの問題です。

キーボードの使用感に関してはどちらを買っても満足できます。

ポート類はどちらも豊富

拡張ポートに関してはどちらも豊富。小さくても薄くても、ビジネスで必要であろうポートはほとんど装備しています。

HDMIによる出力、USBによるHDDやカメラなどの接続、ドッキングステーションによるさらなる拡張にも対応。端子数で心配になることはほぼないでしょう。

強いて言えば、まだまだ古いプロジェクターなどで使われているVGA端子がない、というぐらいです。別途USB to VGAアダプタを持っておけばほぼ万全でしょう。

決め手とは?

ここまで見てくると、どちらもそんなに大きく変わらないのでは?と感じると思います。

ですが、手に持ってみるとThinkPad X280は明らかに小さく感じられ、ThinkPad X1 Carbonは明らかな画面の広さがあります。

  • 画面の小ささはそんなに重要ではないが、とにかく1cmでも小さなボディが必要、という場合はThinkPad X280
  • 軽く、薄く、それでいながらデスクトップとそん色ない使い勝手を求めたい、という場合にThinkPad X1 Carbon

という選び方はどうでしょうか。

またディスプレイの項目でも書きましたが、高精細なWQHDやHDR対応ディスプレイはThinkPad X1 Carbonしか選べません。こういう特殊機能で比較検討するのもアリでしょう。

WTS的まとめ

購入時にかなり迷いそうな2台を比較してみました。

僕の使い方でいうと、写真編集からビジネス、プログラムなど幅広いことを1台でまかなえるのがThinkPad X1 Carbonでした。ですがA4サイズが余裕を持って入るカバンでないと、入れづらいです。

カバンを少しでも小さくしたいと思ったらThinkPad X280に軍配が上がりますね。

コメント