どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。
今日は厚さわずか36mm(!)という、片手サイズの超小型パソコンを入手しました!
先日レビューしたIntel NUCという機種は、小さいためにノート用のCPUを積んでいて、能力には限界がありました。しかし本日レビューする「パソコン工房 Style ∞(インフィニティ) I-Class」は、なんとこの薄さに普通のデスクトップ用のCPUを搭載しています!
どれほどのパワーを秘めるのか、確認していきましょう!
デザイン
デザインを見ていきます。
厚さわずか36mm、縦174mm、横182mmという薄い正方形。いままでの大きな箱型だった「パソコン」はなんだったんだ、と思わせるほどの小ささです。
全体黒色で統一されていて、天面のみ光沢があります。かなりテカテカしているので傷やホコリが気になるかもしれませんね。
前面はさりげないチェック柄が。
底面には大きめのゴム足。すべり止めも兼ねています。
ポート類
この小ささながらポート類は豊富。
ディスプレイにHDMI 1.4、DisplayPort 1.2、VGAポートがあり、標準機能だけで2画面同時出力が可能。
USB3.0端子を4ポート、最新のUSB3.1を1ポート装備し、多数の拡張機器も装備可能です。
有線LANポートもあり、高速通信も可能。普通の使い方で足りなくなることはまず無いでしょう。
静粛性
ファンは付いていますが、普段使っているときは非常に静かで、意識して聞こうとしない限り聞こえません。こういう静かさも重要なポイントです。
テストで高負荷をかけたときにファンの風切り音が出てきますが、最高潮でもファンの音は低音で、耳障りな高音はほとんどありません。
非常に静かな機種だと言っていいでしょう。
3DMarkでベンチマーク
ゲームベンチマークとして、ほぼ業界標準となっている3DMarkにてテストをしました。
ベンチマーク | スコア |
---|---|
Ice Storm | 70252 |
Ice Storm Extreme | 50649 |
Cloud Gate | 7699 |
Sky Diver | 4578 |
Fire Strike | 1080 |
この小ささなのに驚くほどなめらか!
しかも一昔前ならかなりデカいデスクトップパソコンでしか動かなかったFire Strikeのテストを、完走させてしまいました!もちろん動きはカクカクとしていますが、完走するだけでも大したものなのです。
テスト機は高性能なCore i5を搭載するモデルですが、これなら軽いゲームはストレスなくプレイ可能でしょう。
もちろんAdobe PhotoShopやIllustratorなどのデザインソフトも快適。I-Classをメインマシンとして使うことも十分「アリ」です!
スペック
この小ささに高い実用度を詰め込んだすごいマシンです。
さらに凄いことに大容量HDDと高速なSSDを当時に2台搭載可能!サクサクとしたWindowsの動作と、数万枚の写真も入る大容量が実現できます。
趣味にも仕事にも必要十分なスペックと言えるでしょう。
項目 | スペック |
---|---|
OS | Microsoft Windows 10 Home (x64) |
CPU | Intel Core i5-7500T |
CPUコア/スレッド数 | 4コア / 4スレッド |
メモリ | 8 GB |
メモリスロット (空きスロット) | 2 (0) |
グラフィックス 1 | Intel HD Graphics 630 1024MB |
ストレージ 3 | 500GB HDD |
ストレージ 4 | 64GB SSD |
光学ドライブ | なし |
Bluetooth | あり |
無線LAN(Wi-Fi) | 802.11 ac/g/b/n/a |
有線LAN | あり |
サイズ | 厚さ36mm、縦174mm、横182mm |
重量 | 1.3kg |
WTS的まとめ
しばらく使ってみましたが、普段使いではなんの不満も感じないほど快適です!大きなデスクトップパソコンがジャマだな~と悩んでいたら、こんな小さな機種はどうでしょうか。スペースが1/5ぐらいになりますよ!
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