どうも、太田アベル(@LandscapeSketch)です。
コロナウィルスにより、仕事と生活環境が激変しています。特に、いままでは「会社に行くのがアタリマエ」だった就業形態が、テレワークやリモートワークに置き換わってきているのが大きい。
そのなかで、意外に重要になって生きているのがカメラ。リモート会議、リモート接客、リモート受付・・・とにかくなんでもカメラが必要です。
今日は片手サイズで値段もお手ごろ、仕事には十分な画質でマイクの集音性もよいウェブカメラ「eMeet NOVA」を購入しましたので、レビューしていきます!
- セールなら3,500円前後のお手ごろ価格
- USB配線一本ですぐに使える
- まともな画質
- 音も比較的よく拾う
- 少し無理をすればポケットにも入る小ささ
デザイン
形を詳細に見ていきます。
本体はまさにウェブカメラという形。スタンドを除いたカメラ部分だけの大きさは、横幅約10cm、高さ約3cmです。
片手に乗せられる大きさ。手との比較です。(手は手首から中指までの長さが約17cm。標準的な男性のサイズです)
スタンドは二つ折りになっていまして、そのまま机に置くことも、開いてディスプレイに引っかけるように乗せることも可能。便利。
スタンドの内側にはラバー状のすべり止めが張られていて、ツルツルすべることもありません。
またヒンジ部分もしっかりとしていて、開閉の動きはなめらかなのに、角度を決めれば動きません。ディスプレイに乗せていてもグラグラしたり、勝手に開いて落ちたりといった低レベルな現象は起こりません。
角度は0~180°まで無段階に開けます。(写真は90°)
また、裏側には雲台用のネジも切ってあり、カメラ用の三脚などに固定することもできます。
配線の長さはおよそ1m。ノートパソコンには不便はありませんが、少し離れたところに置いたデスクトップPCでは、ちょっと短いかもしれません。
Windows 10、Macなら差し込めばすぐに使える
使い方はカンタン!
Windows 10ならUSBをつないで、ほんの10秒ほど待てば、なんの警告もなくつながっています。
そのまま標準搭載の「カメラ」アプリを開けば、すぐに映像と音が飛び込んできます!非常にカンタン!
ドライバインストールとか初期設定とかをごちゃごちゃするのは当たり前、と思い込んでいる我々世代(40代)には、不安になるほどのカンタンさ。これなら本当に誰でも使えるでしょう。
ちなみにカメラ起動時(撮影時)は、レンズ右側に小さな青い光が点灯します。
解像度は最大 フルHD (1920 x 1080ピクセル) となります。ただ、色のコントラストは全体的に低めで、明るい光が当たっている場所などは、全体的に白飛びしてしまう感じ。
画質としては上位機種のeMeet 980 Proの方が確実に上です。(980 Proのレビューはこちら)
980Proのほうが、肌の色や精細感などが、よりきれいに出ています。画素は同じ200万画素なのですが・・・映像エンジンが違うのでしょうか?
ただ、リモートワーク用と割り切れば、そこまでの画質は必要ないはず。コストと用途のバランスで決めるところですね。980 Proは9,800円、NOVAは3,500円ですから、コスト負担は大きく変わります。
とはいえ、女性や、お客様に向けて使うなら980 Proがオススメです。顔色が良く見えると思います。
日本語解説もある
けっこう厚い説明書もついてきますが、これは全世界の言葉で同じことが書かれているだけで、日本語のページは10ページほど。
それに、Windows 10であれば説明書を読む必要すらありません。USBで接続するだけでOK!
説明書を読んでみると、全体的にMacでの設定方法がメインです。Macでは5手順ぐらいのセットアップが必要のようですね。
音声は?
実際に3対2のビデオ会議を行ってみました。
こちらからの音声はけっこうクリアに届いているようです。3人同時に話しても問題ないということです。ハウリング、ノイズなども感じないとのことでした。
(ノイズなどは周囲の雑音、回線状況などでも変化します。実験は隔離された会議室と会議室のやりとりで、距離は静岡<>東京です)
実売3,500円でお手ごろ
非常にカンタンに始められ、機能としても不足はありません。
それでいて実売3,500円という価格はお手ごろです。会社で複数台導入し、社員に配布するとしても、負担は少ないでしょう。
WTS的まとめ
小型でジャマにならず、接続すればすぐに使えるカンタンなウェブカメラです。
映像の品質にこだわらない環境であれば、これで十分と言える性能です。リモート会議、リモートワークなら問題になるような部分はないですね。
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