VMware Fusion 6 ベンチマーク
続いて今回発売されたVMware Fusion 6のベンチマークです。
あまりバージョン5と大差ない動きに感じます。
処理が遅くなる場所、CPU計測でもVMware Fusion 5と大きな差は体感できません。
結果は・・・
項目 | スコア |
---|---|
3DMark Score | 3672 |
SM2.0 Score | 1324 |
HDR/SM3.0 Score | 1436 |
CPU Score | 2312 |
かろうじてVMware Fusion 5を上回りましたが、描画速度に対してはそれほど大きな速度アップは感じません。2回ベンチマークを完了しましたが、数値も大差なく終わりました。
VMware Fusion 6は新しいMacのために
今回のテスト機材(MacBook Air 2012)ではバージョン5、6で大きな差は出ませんでした。
ただ、VMware Fusion 6を購入する理由はもうひとつあります。それは今年後半に予定されているOS X 10.9 Mavericksへの対応です。
OS X 10.9 Marveicksではメモリ、CPU、GPU周りに新しい技術を取り入れると発表されており、表面上に見えない部分でのOS強化がされる感じです。
VMware Fusionも次期OS Xを視野に入れたバージョン調整がされているようで、Mavericksになってからさらなる能力を発揮するソフトなのかもしれません。
WTS的まとめ
総じてわかりやすく、システムの安定性が高いことがVMware Fusionの特徴。今回も正当な進化として継承されています。
ライセンスは今回もゆるめで、1本購入につき3台までのマシンにインストールできます。(ただし同一人物所有のMacに限る)
ただ、グラフィックに関しては大きな差はありません。
グラフィック機能のパワーアップだけを目指しているのなら、バージョンアップはMarvericksが出てからでもいいのかも知れません。グラフィック能力のみを目指すのなら、今回もかなり良い数字をたたき出しているParallelsに乗り換えるという手もあります。
もちろん、Mavericksへの対応を視野に入れて早めに用意していきたい人は買うのは「今でしょ!」です。