まさに仕事の名脇役 ThinkPad X230 レビュー

ライトがベンリ！

今回おもしろいと思ったのはディスプレイ上部に設けられたLEDライト。

このライトFnキー＋スペースキーでOn/Offできます。Macなどはキーボード全体が裏側から光り、文字が見えるようになっていますがX230はディスプレイ上部から全体を照らすLEDライトです。

最初は「これってコスト削減？」と思ったのですが、これが意外にベンリ。

キーボードだけではなく本体の少し外側まで照らしてくれるので、暗闇の中でもちょっとしたメモや文字を見ることができます。

仕事人に使われることを考えたThinkPadならではの発想。

光の強さも明るすぎず暗すぎず、よく考えられています。

キーボード上部にはスピーカー、マイク、音量の専用ボタンがあり、音量調整やミュートなどがワンタッチ。

人と話しているときに急に音を消したりしたいときなどに役立ちます。

12.5インチのディスプレイに解像度は1366 x 768ピクセル。

ちょうどよい解像度です。文字も小さくなりすぎず非常に読みやすい大きさに落ち着いています。

また画面はアンチグレア（つるつるではない）ディスプレイ。

反射が少なく画面を見続けても疲れにくくなっています。

使用している機種はSSDを搭載する上位機種です。この機種の場合スリープ状態からはわずか3秒ほどで使用可能になります。

非常に完成度の高い一台だと感じました。

仕事をする人間を想定し、パームレスト、ディスプレイ、熱の処理などどれをとっても「仕事のジャマをしない」ように工夫が重ねられています。

またLEDライトなども、ただの飾りに終わらないしっかりと一つの機能として仕上がっていていい感じです。

あなたの仕事を引き立てる名脇役となる一台。

常に持ち運んで使い倒せる、使い倒すに値する良い機種です。

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