薄さ・軽さ
薄さはわずか16.8mm。14インチの2-in-1としてはかなりの薄さです。
重量も1.36kgで片手で十分に支えられる軽さです。
ただ、ずっと持って作業するにはちょっと重いです。
タッチペン
ThinkPad X1 Yogaは充電式のタッチペンを備えます。本体裏面に収納可能。
書き味は正確で、ペンのスベリも良いです!また、ペンを浮かせた状態でもポインタが出るので、位置の目安もつけやすい。追従性も良く、会議中にサッとメモをとる、というような場面でもミスが少ないでしょう。
本体内に収納しておくと自動で充電してくれるという、便利さもうれしい。
キーボード
キーボードはキーの下が丸みを帯びたThinkPad独特のタイプ。加えてキーの中央をへこませるような加工で、指がかかりやすく打ちやすい。
変形の部分でも解説しましたが、キーが引っ込んでフラットになるという機構があるので、キータッチが変わっているんじゃないか・・・と心配しましたが、ぜんぜんそんなことはありませんでした。
ThinkPad X1 Carbonと比べても違いはまったく感じられませんでした。キータッチ重視のThinkPadユーザーでも安心です。
トラックポイントとタッチパッド
キーボード中央にはThinkPad独特のトラックポイントを装備。キーボードのホームポジションからほとんど手を動かさなくてもマウス操作ができます。
もちろん慣れないうちは使いにくいと感じる場合もありますので、一般的なノート同じようにタッチパッドも装備。手触りはサラサラでスベリが良いです。
タッチパッドは1プレートタイプ。右下/左下を押し込むと左右クリックが可能です。ただちょっとセンサーが敏感なのか、押し下げ時にカーソルが動いてしまうことがあり、気になりました。指をトンッと軽く叩くタップ操作も可能。
複数指によるスクロールなどにも対応しています。
豊富なポート類
この薄さですが、ポート類も充実しています。
USB 3.0 x 2、Powered USB 3.0 x 1、Lenovo OneLink+ x 1、miniDisplayPort x1、HDMI x1があります。USBは合計3ポートで不足はないでしょう。ディスプレイ出力も2系統であり、複数ディスプレイも可能。
Lenovo OneLinkポートからは、有線LANや複合機能のドックなどを引き出せます。(オプション)
また、オプションのWiGig(ワイギグ)ボックスを使えば、無線で多機能ドックを接続することができます!(こちらの記事をご参照ください)※WiGigボックスは本体の無線コントローラも対応が必要なので、購入時のみのオプションです。追加はできません。
SDカードリーダーはmicroSDのみしか対応していません。デジカメのSDカードなどがすぐに読み込めないのは少し不便。また位置も背面のカバーの中にあり、常に出し入れするような使い方は想定されていないようです。
デジカメを使うことが多い僕としては、できればフルサイズのSDに対応してほしいと思いました。
WTS的まとめ
非常に薄く、軽いのに、あり得ないほどの強度で安心です!キーボードもThinkPadシリーズならではの仕上がりで、ノートなのにデスクトップのような使い勝手。トラックポイントもいつもながら使いやすい。ThinkPadの歴史が活かされています。
ビジネスでガシガシ使える2-in1パソコンを考えるなら、ThinkPad X1 Yogaは第一候補にしてもよい機種です。