どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。
先日勢い余ってGeForce RTX 2080を積み、CPUとマザーボードまで交換したマイ自作マシン。詳細はこちら。
その時に気づいたのは電源周りの狭さ。
もともとゲーミングマシンとしては極小ケースの部類なのですが、フルサイズのATX電源(Seasonic SSR-650RMS)を積んでいるので、とにかく配線がギチギチ!(当時は700W級で静かで小さいタイプはなかったんです)
しかも、ZotacのGeForce RTX 2080はバックプレートが厚めなので、配線に接触しそうというか接触している。(汗)
これでは整備性も悪いし、カードにも無駄な力が加わって非常に良くない。
ということで、今日はATX電源としてはかなり短い125mmを実現した電源ユニット、「サイズ 剛短4 600W」に交換してみようと思います!
サイズ比較
まずは現在のSeasonic SSR-650RMSと比較してみます。
SSR-650RMSは160mmという、少し前のATXでは標準的な長さ。現在は140mmサイズが主流になってきていますね。
対して剛短4は125mmという、EPSにも迫る極小サイズを実現。ATXとしては最小と言ってもいいでしょう。
比べてみると差は歴然。
35mmの差はかなり大きい!
ケースに大きなスペースを開けられます。
剛短4の詳細をチェック
続いて剛短4の詳細をチェック。
今回は600Wモデルですが、シリーズとしては500W、600W、700Wの3種類をラインナップ。変換効率認証は、すべて80PLUS ブロンズです。
100V側は全面メッシュとなり、排熱は良さそうです。
ケーブルはセミモジュラータイプ。
ATXとCPU電源のみが直付けで、SATAとかPCIeはプラグインとなります。使わないケーブルは外しておけるので、さらにケース内がスッキリしますね!
搭載してみる
実際はかなり時間がかかりましたが、搭載完了です!
ギチギチだった160mmと比べると、その差は歴然!カードの上にも大きく空間が取れ、あらゆる配線がラクに引けました。
空気も通りやすくなるので、熱の放出にも良い効果が出るでしょう。
カードの上には指4本近く入るほどの空間が!狭いケースにはうれしい!
ん?ちょっとノイズ多し
さて動かしてみましたが、普段はかなり静かですが、GPU使用時にちょっとノイズが多いです。
個体差はあるので全部がそうとは言い切れませんが、GPU使用時は「ジーーー」というような音質で、けっこう気になる音量でノイズが出ます。
電源ファンの音か?と思って耳で確認しましたが、ファンではないです。高回転になっても静かです。GPUを使いだすと、コンデンサー鳴きのような音が出てきます。
製造元のサイズに確認したところ、「RTX 20シリーズはノイズが多いらしく、電源にも影響が出る場合が多いです」とのこと。点検や交換の提言はありませんでした。GTX 1080はもう手元にないので比較できませんが、この音はちょっと残念です。
試しにPCIeケーブルにフェライトコアをかましてみましたが、有意な違いは出ませんでした。
WTS的まとめ
小さめケースにはかなりうれしい電源です!電源ケーブルの取り回しに悩んでいたら、ぜひ使ってみてほしいですね。
ただ、グレードの高いGPUを使う場合は、もしかしたらノイズが出るかもしれません。注意が必要です。
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