こんにちは、太田アベル(@LandscapeSketch)です。
ASRock DeskMini X300にて使用しているSamsung 970 M.2 SSD(512GB)が容量不足になってきたため、1TBのSSDに交換することにしました。
超小型Ryzen搭載可能ベアボーン DeskMini X300については記事をご覧ください。
Samsung 970も必要十分な速度だったものの、どうせ買い換えるならもっと速いものがほしい!
ということで、後継となる「Samsun 980 M.2 1TB SSD(MZ-V8V1T0B/IT)」をチョイス。
さっそく組んでみたのでベンチマークなどを公開!
- 3000MB/sを安定して超える高速アクセス
- 1TBで平均13,000円ほどのてごろな価格
- SSDでは定評のあるSamsung製
本体チェック
本体をチェックしていきます。
箱はいつも通りのSamsungデザイン。黒の引き締まったデザインがかっこいい。
しっかりした固さのケースに入っています。
本体はヒートシンクなしでラベルのみ。ヒートシンクは付属もしていないので、必要な場合は別途購入が必要です。
チップは表面のみの実装。裏面にはラベルのみとなっています。
厚さはごくごく標準的。厚さに制限のあるノートPCでも、問題なく取り付けられそうです。
ベンチマーク
おもむろに取り付け、さっそくベンチマークです!
検証システムはCPU Ryzen 7 4750G / DeskMini X300 / DDR4-3200 32GBメモリ / Windows 10 Pro (20H2) という構成です。
CrystalDiskMarkでは、シーケンシャル読み込み3000MB/s、書き込み2600MB/sを超える非常に高速です。ランダム4Kテストでも1969MB/sと、こちらも速い!
大きなファイルはもちろん、細かなファイルに大量にアクセスする際でも、しっかりと速度を出してくれそうです。Windowsも全体がキビキビと動き、気持ちがいい。
CrystalDiskMarkよりはきびしいめな数字が出るAS SSD Benchmarkでもテスト。
こちらでもシーケンシャル読みこみ2800MB/s、書き込み2100MB/sと、数字は低めですが同じような傾向を示しています。
温度を計測
動作時の温度をチェックしてみました。
今回はサンドイッチ型のヒートシンク(アルミニウムNGFFヒートシンク(Amazon))にSSDを組み込んでいます。
その条件で、ベンチマーク中の最大温度は75℃、通常使用時は58℃となりました。
それなりに温度は高いものの、NVMe SSDとしてはまあ妥当な温度ではないでしょうか。
この速度にしては安め
価格は僕が買った当時(2021年9月)、12,800円(Amazon)。
1TBのM.2 NVMe SSDでは、価格比較サイトでも3位以内に入る価格です。
速度が速く、多少の熱ではダレない安定性、さらにTBW(寿命になるまでの目安書き込み量)が600TBと大容量、5年の長期メーカー保証も付いています。
それで12,800円は、かなりお買い得な部類ではないでしょうか。
HDDや2.5インチSSDからのステップアップとして、価格も性能もおすすめできる機種です。
WTS的まとめ
しかし安くなりましたね~SSDも。1TBで20万円とか言っていたのは何年前でしょうか?
高速で良質なストレージが増えるのはありがたいことです。
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